1905年、ドイツ移民としてアメリカへ移住して自らを「シューマン」と名乗った男、チャールズ・ベックマン。彼によってミネソタ州にある田舎町から産声を上げたレッド・ウィングは、いまや世界的なシューズブランドとして成長し、多くの人に愛されている。これは奇跡でも、偶然による産物なんてものでもなく、いつの時代も人々のニーズをキャッチして、靴作りに高い品質を求めてきたからこそ生まれた必然的な事象である。そんなレッド・ウィングについて、すべてが分かる一冊が完成。まずはブランドの歴史を追いながら、レッド・ウィングがどのように世界に広まっていったのか追った。当時のファクトリーや、ファーストモデルのブーツ、カタログなどの貴重な写真も掲載。世界にファンを持つレッド・ウィングだが、もちろん日本にもその魅力に取りつかれた人がいる。ヴィンテージのブーツを多く取り扱うショップオーナーや、父から引き継いだレッド・ウィングがきっかけで毎日履くようになったある青年など、その魅力を語ってもらった。また、今やファッションアイコンとしても、洒落者の足元を飾っている。その履きこなしをファッションスナップを通して理解していく。ブランド自体の動きとしては、ウィメンズの展開も活発になってきており、ヒール付きのものや斬新なカラーリングのモデルも増えている。女性のファッション業界人3名に集まってもらい、座談会を開催。女性目線でのレッド・ウィングについて存分に語ってもらった。その他、現行ラインナップのカタログからメンテナンス方法、革・ソールについてなど、冒頭にも触れたが、レッド・ウィングを網羅できる一冊となっている
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