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詰むや、詰まざるや 森・西武 vs 野村・ヤクルトの2年間

今も語り継がれる世紀の名勝負 総勢50名の証言で紐解く史上最高の日本シリーズ 1992年、93年と2年間にわたって激闘が繰り広げられた 西武ライオンズとヤクルトスワローズの日本シリーズ。 現役時代は互いに名捕手として鳴らし、監督としても名采配を振るっていた 西武・森祇晶監督とヤクルト・野村克也監督が、 「キツネとタヌキの化かし合い」と称される息詰まる頭脳戦を展開した。 また、西武には石毛宏典、辻発彦、秋山幸二、清原和博、工藤公康、渡辺久信、 ヤクルトには古田敦也、池山隆寛、広沢克己、飯田哲也、川崎憲次郎、高津臣吾らが揃い、 球界最高峰の対決を見せた。 野村克也氏の生前の証言も収載し、森vs野村の究極の頭脳戦に迫る。 プロ野球史に燦然と輝く2年間の激闘を、四半世紀の時を経て、 総勢50名の当事者たちの証言で振り返るノンフィクション。 目次 序章:決戦前日「キツネ」と「タヌキ」の化かし合い 【第一部 1992年――始まりの秋】 第一章 王者と挑戦者 第二章 激戦の幕開け――10月17日 第一戦 第三章 王者の風格――10月18~22日 第二戦、三戦、四戦 第四章 弱者の兵法――10月23~25日 第五戦、六戦 第五章 詰むや、詰まざるや――10月26日 第七戦 【第二部 1993年――再びの秋】 第六章 それは、「わずか一勝」の差なのか? 第七章 成熟のとき――10月23~24日 第一戦、二戦 第八章 野村の洞察、森の戦慄――10月26~27日 第三戦、四戦 第九章 王者の底力――10月28~31日 第五戦、六戦 第十章 47時間13分、決着のとき――11月1日 第七戦 【第三部 2020年――それぞれの秋】 第十一章 王者たちのその後 第十二章 ID野球継承者たちのその後 終章 野村克也、逝く……

著者 詰むや、詰まざるや 森・西武 vs 野村・ヤクルトの2年間:長谷川晶一