人が行き交う公共空間において、コミュニケーションの最も基本的な手段である「言葉」の力を見つめなおすことを目的に、「言葉」を作品のモティーフや手法とした同時代の表現を紹介した「ことばのいばしょ」展。「言葉」に対する鋭敏な感覚を持った作家たちに依頼し、他者と理解し合うための術である言葉が、その本来の、或いはあたらしい力を発揮する「居場所」としての作品を提示しました。本書は、札幌文化芸術交流センター SCARTSで下記のとおり開催された同展の図録としてつくられたものです。○2020年8月22日~9月22日折笠良/ 小森はるか+瀬尾夏美○2020年9月4日~9月22日言葉と版画、本の森※出品者初谷むい(短歌)×風間雄飛(版画)/ 文月悠光(詩)×土岐美紗貴(版画)三角みづ紀(詩)×大泉力也(版画)/ 山田航(短歌)×松浦進(版画)【目次】ごあいさつ折笠良小森はるか+瀬尾夏美言葉と版画、本の森ことばのいばしょをめぐることば ことばのいばしょをつくる(樋泉綾子) ことばの起こり、約束について(折笠良) ことばの連鎖を願う(瀬尾夏美) 「言葉と版画、本の森」という居場所(矢倉あゆみ) 土地から生まれる言葉と文化的背景(吉田慎司) あなた/わたしのためのことばのいばしょ(初谷むい) とおくをおもう(風間雄飛) 会話をする速度で(三角みづ紀) ことばのいばしょによせて(大泉力也) ことばとからだと(山田航) 深い森と思考(松浦進) きみを大事にしたいから(文月悠光) 言葉と作品の類似性(土岐美紗貴)ことばのいばしょをめぐるできごと作家プロフィール出品リスト謝辞
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