本書は気鋭の心理学者による、ニューヨークで話題の「ウエルビーイング」と「ポジティブ心理学」の観点から教えてくれる、最新の子育て論。 著者自身、2児の母であり、自らの子育て経験を踏まえながら、「幸せになる」「世界に通用する」子になるための道を、科学的に検証されている事実をもとに解き明かします。 「何をすると子どもがダメになるのか」ではなく、「どのような関わり方が子どもの幸せにつながるのか」という温かい視点から、子どもも親自身も最短で幸せになる道を提示してくれる。いま、最新の数々のデータが「学歴や地位は人を幸せにしてくれない」ことを示しています。 「成功するから幸せではなく」「幸せな子が成功する」というエビデンスをもとに、これからの時代、幸せな「世界に通用する子ども」になる道がわかるでしょう。 単純な仕事がAIにとって代わられる「AI時代」に活躍できるのは、人とつながれる「幸せな子」。 日本人はともすれば「統制型」で、罰や報酬で子育てしがち。しかし統制的に子育てをすると「いい子でなければならない」と、人に弱みを見せられない子になり、ひいては人とつながれず、幸福感が薄い子に育つ。 一方、「支援型」で育った子のほうが、年収も健康も幸福度も高いそう。●幸せな人はそのままで成功する●どんな罰も子どもをダメにしてしまう●ご褒美も子どもをダメにしてしまう●報酬は創造性の高いことには効かない●報酬をもらうと興味は落ちてしまう●自己決定理論は人間性を尊重する●子どもの成功と幸せを願うなら支援型●親は子どもが甘えられる安全基地●親子の関係が子どもの幸せを左右する●親の批判が子どもをダメにする ●自分が満たされるとまわりも満たされる●ほめるときには期待を込めない●強みを見ていれば問題行動はなくなる●子どもはご褒美より親の信頼が嬉しい●親は子どもの課題を取り上げない●親が圧力を感じていると子どもに影響する●人とのつながりがウェルビーイングを高める…など、科学的に検証された子育てスキルは、つらい子育てを確実に楽にしてくれます。 「子育ての道具箱」になるように、たくさんのツールが詰め込まれている本書をぜひ手にとってみてください。
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