がん検診で行われる「子宮頸がん」「子宮体がん」を対象に, 婦人科における実施方法を解説。また子宮頸がん検診は産科専門施設でも行う例があり, 産科医向けに婦人科がん検診のポイントを示した。コルポ診をカルテにどのように記載するか, また細胞採取はどのような器具を用いてどのように行うと確実か, などの実用的なところに焦点を絞っており, 日本においてはますます増加が予想される子宮頸がん, 子宮体がんの検診に有用な書籍。【目次】Part I がん検診 1 がん検診とは 2 婦人科がん検診とは 3 子宮頸がん検診(対策型)とは 4 子宮頸がん検診(対策型)のワークフロー 5 子宮体がん検診(対策型)とワークフローPart II 子宮頸がんの診断 1 子宮頸がんの診断とは 2 子宮頸部細胞診とは 3 適切な子宮頸部細胞の採取部位とは 4 適切な子宮頸部細胞採取器具と手技とは 5 適切な子宮頸部細胞の検体処理法とは 6 ベセスダシステム(子宮頸部擦過細胞診報告様式)とは 7 不適正検体とは(器具・年齢による細胞採取量の違い) 8 ASCとは 9 AGCとは 10 子宮頸管内病変の注意点 11 HPV検査とは 12 HPV検査の実施法 13 コルポスコピー 14 コルポスコピーの方法 15 所見の書き方,記録の残し方 16 組織採取の器具(生検鉗子の選び方) 17 コルポスコピー下での最適な生検箇所 18 結果の判定とその後の方針Part III 子宮体がんの診断 1 子宮体がんの診断とは 2 子宮内膜細胞診とは 3 適切な子宮内膜細胞の採取法とは(採取法,手技) 4 子宮内膜細胞採取器具の種類と特徴 5 適切な子宮内膜細胞の塗抹と固定法とは 6 子宮内膜細胞診報告様式に関して 7 子宮体がん早期発見のコツとは 8 子宮体がん発生に関する新しい知見 9 超音波による補助 10 子宮内膜細胞診で異常がある場合の検査 11 組織採取の器具と特徴 12 組織診の結果の判定とその後の方針 13 組織診施行後の留意事項
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