「この本は、東京への恋文です」 英国在住の作家がゆく歴史の旅。 それは、破壊と再生の跡をたどる巡礼でもあった。 滋味豊かな紀行エッセイ。 ◉『源氏物語』英訳者も絶賛! 「瞑想であり、街と時間をめぐる散文詩だ」 ロイヤル・タイラー(日本文学研究者。『源氏物語』英訳者) 2000年代はじめ、作家は東京タワー近くで鐘の音を聞く。 それは江戸時代から人々に時刻を知らせていた鐘だった。 その音に導かれるように、彼女の巡礼ははじまる。 史跡を訪ね、語り部たちと交わる。そのなかで、災禍や戦争、 開発により様変わりした街の記憶と、 ずっと変わらない日本の心に触れてゆく。 日本文化に通じた識者たちから称賛された、 外国人作家による日本紀行文の新たな傑作! 英国の伝統ある旅行専門書店が主催する “スタンフォード・ドルマン・トラベルブック・ オブ・ザ・イヤー賞"最終候補 王立文学協会オンダーチェ賞2020 ◉本書への賛辞 「今世紀に書かれた東京をめぐる本のなかで、知るかぎり最高の本」 デイヴィッド・ピース(作家。『Xと云う患者 龍之介幻想』) 「感動的な瞑想」 堀田江理(「タイムズ・リテラリー・サプルメント」誌) 「傑作だ! 」(スペクテイター誌) 装画 川上貴士 装幀 坂野公一(welle design)
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