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「アート以後のアート文化」時代へ:超・宣言たち

いま2021 年、新型コロナウイルスのパンデミックス状況下で、アースアーティストとして生存するために『第3の地球の住人』宣言を発表した。これは、急速に拡大するアート文化の抑圧・萎縮状況に対しての、押し殺すわけにはいかない警告であり、立ち向かう挑戦である。このような精神文化における抑圧状況は、コロナ禍によって、顕著になったもので、突然起こったものではない。「生きること」と「表現する」ことを同義にとらえる私にとって、目前の状況とのズレを強く認識するたびに、それぞれの現実に立ち向かう宣言を発表してきた。公に発表した最初の宣言は、25 歳の時に京都大学新聞に連載された「マルチプレイ宣言」である。それ以来、ことある度に、宣言を発し、実際に活動として実践してきた。Practical Manifesto 実現するマニフェストである。超・宣言と呼ぶことにしたい。14 の超・宣言たちは、その時々の状況を反映していて、多様な実験的な表現形態をとっている。順にページを繰って行くと、一見平坦に思える日本の文化状況が、実は重要な変遷の道を辿ってきていることが如実にわかるだろう。その意味では、過去50 余年のオルタナティブな歴史を知る上での、貴重な資料と言えるかもしれない。『アート以後のアート文化』時代は、すでに始まっている。そのための、Practical Manifestos として、共有の場が出現することを期待している。「内容」*6の宣言たち by 池田正一序文: 第3の地球の住人宣言 2021 ● マルチ・プレイ 宣言 1968 人間多様性に、ユニット・シアター● Flow Work 宣言 1969 地平線などくそくらえ!流動するアート ● 超演劇 宣言 1971 バスシアターから、無人島演劇● 永久演劇 宣言 1973「生きる」と「表現する」 が同義の世界● PASS 宣言 1978あらゆる制度から「オレはパスする!」● 自身遺棄処分 宣言 1980 路傍の表現を起点とする*8の宣言たち by 池田一●PM. 第一義の表現 宣言 1982 365 日アクションに向けて ● ポスト・オブジェ・カルチュア 宣言 1984パフォーマンスから 環境アートへ● FRACTURE 骨折アクション 宣言 1985 入院50日間のアクション・ダイアリー● T・O・K・Y・O アクションアジア・エッジ& ウオーターヘンジ 宣言 1994 ------アジアに固有な/アジアから世界的な● 水主ムーヴメント 宣言 1998 アースアートの最前線として● 世界水駅伝 宣言 2000アジア・ウオーター・フロントから、南方へ● 水の目 宣言 2003 パースペクティブのシフト初出一覧 あとがき

著者 「アート以後のアート文化」時代へ:超・宣言たち:池田 正一 池田 一 ICHI IKEDA ART PROJECT 河合 孝治

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