官能をふるわせる 美女たちとの限りなき陶酔のとき 甘美なる世界へと誘う短編集『貴婦人たちの夜』より 人気作家が贈る、美しくも妖しい女達との果てしない性の饗宴。 ■貴婦人たちの夜≪1≫ 1ささやかな… 2卒業 二つ年下の弟・和也のことを男として意識する高校生の北原沙由理。沙由理の悩みは継母・敬子の存在。6歳で実母を亡くした和也が新しい母とのスキンシップを求めるのは、当然といえば当然だったが、沙由理の気持ちは複雑だった。弟と継母の仲が親密になるにしたがって、沙由理の中に明らかに嫉妬と思える感情が芽生えてきたのである。 (「ささやかな…」より) ■貴婦人たちの夜≪2≫ 3貴婦人たちの夜 4もう一つの再会 「奥さん、ど、どうしてそれをご存知なんですか。ぼくと社長以外には、だれも知らないはずなのに…」 専務と常務の派閥争いを調査するよう社長から密命を受けた総務課の西垣晃司。ところが、調査をしていくうちに若き専務夫人と常務夫人の甘美な罠にはまり、交歓のときをすごすことに…。 (「貴婦人たちの夜」より) ■貴婦人たちの夜≪3≫ 5宵々山恋歌 6もう一度、初恋 岸本冬実。小学校6年のときの担任教師で、義彦にとっては初恋の人であった。卒業式を間近に控えたある日、つのる気持ちを抑えきれず、義彦は冬実に告白した。ぼくと結婚してください。「あと10年たって、もし気持ちが変わってなかったら、もう一度、プロポーズしてちょうだい。あたし、そのときは真面目に考えるから」 6年半後、義彦の気持ちに変化はなかった。自分よりも10も年上の冬実のことがいまだに忘れられない。果たして義彦の“想い”は届くのか…。 (「もう一度、初恋」より) ■貴婦人たちの夜≪4≫ 7貞淑なんて… 8運命 大学の同窓会で30年越しの恋と相手と奇跡の再会をはたし、劇的に結ばれる男と女を描いた書き下ろし作品。20歳前後からずっと想い続けた相手と50にして結ばれる快感はすさまじいものであった。しかし感激はさらに大きかった。 こういうの運命っていうのかもしれないな。離さないぞ。俺は一生、この人を離さない。そんな想いを強くしながら、私はゆっくりと腰を使いはじめた…。 (「運命」より) ※本商品は「貴婦人たちの夜」(廣済堂あかつき刊 牧村僚著 ISBN:978-4-331-61291-0 317頁 650円(税込))をオーディオ化したものです。
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