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「我が道」城之内邦雄

戦後復興にまい進する60年代、読売巨人軍のマウンドには「エースのジョー」がいた―。スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、今回はプロ野球・巨人の元投手、城之内邦雄氏が登場します。 城之内氏は1940年(昭15)、千葉県出身。佐原一高(現佐原高)から日本ビールを経て、62年に巨人に入団します。ルーキーイヤーは開幕投手に抜てきされ、いきなり24勝を挙げて新人王を獲得。入団5年で101勝など、通算141勝をマークしました。 郷里の利根川の堤防を毎日10キロ走り、大投手となる礎を築いた高校時代。巨人に入団すると開幕投手のチャンスをものにして投げまぐり、常勝軍団の押しも押されぬエースへとなっていきます。長嶋茂雄、金田正一ら伝説のチームメイトとともに、巨人のV9黄金時代を築き上げました。 投手のコンディションニング方法が進化した現在では考えられないような投げ込み、豪快なエピソードの数々も、プロ野球の歴史の一部として余すところなく伝える一冊。今もサインに書き記すという「一球入魂」の神髄を、城之内氏が令和のいま語り明かします。

著者:城之内邦雄 スポーツニッポン新聞社
ASIN:B08N1H3PQV
によって公開:2020/11/20
出版社 「我が道」城之内邦雄:スポーツニッポン新聞社