本書は、宇宙物理において解明されていない事象のなぞ解きを行ったものである。宇宙はどのように生まれ、どんな終焉をむかえるのか、宇宙はなぜ物質優位なのか、物質の質量はどのように形成されたのか、どのようにして時空対称性はやぶれたのか、ブラックホールの中はどうなっているのか、ダークマターとはなにか等の問題に、数式を使わずに言葉の概念によって説明を試みている。元々、数式は言葉の概念を置き換えたもので、計算が正しければそれは客観的な事象と一致するように、言葉の記述が「概念の法則」に沿う整合性をもったものであれば、それは現実の世界と一致するものだからである。 以下に目次を示すが、それ自体が未解明の問題への解答になっている。それらは、現実の事象の正しい説明になっているか、読者の検証を待っている。1 宇宙は、重力子の相転移から生まれた2 宇宙が物質優位なのは、粒子が対生成から自己生成に変わったから3 ブラックホールが自分の重力で消滅しないのは、反重力で支えられているから4 ブラックホールから、脱出する光がある5 クォークが単独で存在できないのは、グルーオンの1次元の〈ひも〉のせい6 宇宙に電場と磁場があるのは、ウィークボソンが2次元の〈ひも〉だから7 宇宙が立体空間なのは、光子が3次元の〈ひも〉だから8 質量が生まれたのは、フェルミ粒子がボソン粒子を繰り込んだから9 加速膨張宇宙は、ビッグバン宇宙の再加熱で生まれた10 時空対称性が破れたのは、正粒子と反粒子が別々に角運動するようになったから11 標準理論が3世代6種のフレーバーで構成されるのは、粒子に親子兄妹の区別があるから12 ニュートリノが振動するのは、粒子の自己同一性が確立されていないから13 ニュートリノの質量が極端に小さいのは、ウィークボソンにあげたから14 電子の周回軌道は、生成当時の宇宙の大きさを表している15 量子のもつれが起こるのは、宇宙に位相構造があるから16 宇宙マイクロ波背景放射が、絶対時空を形成した17 ファーストスターは、銀河の重力中心に唯一の物質星として生まれた18 超巨大ブラックホールは、ファーストスターの極超新星爆発で誕生した19 銀河は、ファーストスターと共進化する20 惑星系は、分子雲から電磁気力で形成された21 ダークマターは、ダークエネルギーが物質化したもの
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