ソ連時代の中央アジアの秘密都市に生まれ育ったキルギス人の著者の幼少期であるソ連末期(1974年〜1992年)の記憶を文章にした作品。日本語の文献ではほとんど知り得ることのできない、その当時の生き生きとした日常生活の様子が少女の視点から描かれている。 また、ソ連という国家の枠組みがなくなり社会が別の価値観へ強制的にシフトしなくてはいけなくなった時に、人々はどうあるべきだったのか。地球規模で社会に様々なパラダイムシフトが起きている現代の我々の思考にも一石を投じる内容でもある。 ソ連や中央アジアに関する予備知識が全くなくても実体験に基づいたストーリーそのものがリアルで、一気に楽しく読めてしまう。 【もくじ】 はじめに 1. 私が生まれ育ったアク・チューズという町と学校に入るまでの記憶(1974〜1982) 2. 学校へ入学、優等生の証「ピオーネル」に憧れて(1982〜1986) 3. 民族のお祭りの日と美味しい思い出と無宗教(1986〜1988) 4. 15歳の私、レニングラードへ行く(1989.10月) 5. 日常と非常事態の狭間で(1989〜1991) 6. 運命の分かれ道(1992) あとがき
人気のある作家
古代学研究所 (136) 永岡書店編集部 (36) ポプラ社 (33) 河出書房新社 (16) MBビジネス研究班 (15) プレステージ出版(写真集) (15) 小学館 (12) 佐伯 泰英 (11) 週刊東洋経済編集部 (10) PRESTIGE PHOTOGENICS (9) 二川 洋治 (8) YellowBirdProject (8) アルント・エルマー (7) 講談社 (7) プレステージ出版(コミック) (7) とくな のぞみ (7) 安里 英晴 (6) 倉阪鬼一郎 (6) 池上 彰 (6) 池田 大作 (6)最適なファイルサイズ
1018 KB 10336 KB 1048 KB 11449 KB 1223 KB 1331 KB 14954 KB 1595 KB 1647 KB 1929 KB 21221 KB 2176 KB 227 KB 22855 KB 2809 KB 2975 KB 31099 KB 353 KB 35782 KB 369 KB