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明解 経済理論入門

経済理論は、経済を語る上でのフレームワークだ! 「オークンの法則」――“くたばれGDP"は“上がれ失業率"と同じこと 「賦課方式」と「保険数理」――「年金は、将来、もらえないから払わない」は愚の骨頂 「一般財源」と「目的税」――税金は“誰が"“何のために"使うのか 「マンデル=フレミングモデル」――愚策中の愚策“消費増税" 「補完性原理」――国では解決できない“待機児童問題" 「課税平準化理論」――世代をまたいで平等な負担を 経済理論には、大きく2つの役割がある。(1)主にデータ分析によって、現実社会で起こっている現象を「普遍的な法則」として説明すること(2)さまざまな手段の「根拠」となること である。なぜ、経済成長が最も重要視されるのか、復興増税が愚の骨頂といわれる理由、大阪都構想の意味、など、現実社会を読み解くうえで、最低限、知っておきたい経済理論を具体例を通してわかりやすく解説した一冊! ■目次 はじめに プロローグ 経済理論を学ぶと、何がいいのか ▼経済理論の役割とは? ▼〝丸暗記〟は本当の知識とはいえない ▼経済理論は経済政策におけるフレームワーク 1章まず知っておきたい2大理論 ●なぜ国は成長を目指すべきなのか ――「オークンの法則」 ・まず、簡単な計算をしてみよう ・統計学の真っ当な分析から得られた「オークンの法則」 ・「くたばれGDP」は「上がれ失業率」と同じこと ・なぜ中国の経済統計は信用できないか ・成長は「社会みんな」のもの ・経済学者がオークンの法則を知らない「日本独特の事情」 ・政府が何とかできるのは失業者だけ ・「いい経営者像」は世相で変わる ●失業率のもう1つの指標――「フィリップス曲線」 ・物価が上がると失業率は下がる ・失業率は「ゼロ」にはならない ・経済は、この因果関係と順序で回っている 2章経済政策がスッキリわかる2大理論 ●物価はどのように決まるのか――貨幣数量理論 ・「ワルラスの法則」はマクロ経済学のベース ・物価は「モノとカネのバランス」で決まる ●経済政策は、どうすれば「効く」のか――「マンデル=フレミングモデル」 ・まずGDPの「内訳」を知ろう ・財政出動すると何が起こるか――カギは「金利」 ・財政出動は「金融緩和とセットで」が正解 ・変動相場制か固定相場制かで、経済政策の効果は変わる ・財政出動と増税を同時に行うのは「愚策中の愚策」 ・なぜ「オリンピックの便乗投資」が起こるのか 3章「公平な社会」は、こうして作られる ●世代をまたいで平等な負担を――「課税平準化理論」 ・企業の設備投資と同じと考えればいい ・これで「復興増税」の愚が理解できる ●1つの政策で1つの効果――「政策割り当て定理」 ・大阪は「船頭多くして船山に上る」の状態 ・政府に「最低賃金アップ」を求めるナンセンス ●自分の好ましい地域に住む――「足による投票」 ・「ふるさと納税」は「寄付による投票」 ・既得権益にこだわる総務省の「後出しジャンケン」とは ●地方分権の基本のキ――「補完性原理」 ・行政は「分担」するのが望ましい ・「台風直撃中の内閣改造」は、人非人の所業? 4章シンプルなロジックで「バカ」を一撃で倒す ●中央銀行は政府の子会社である――「統合政府バランスシート」 ・「日本は財政難」は、なぜ間違いといえるのか ●税金は「誰が」「何のために」使うのか――一般財源と目的税 ・「応益税」と「応能税」も頭に入れておこう ・「消費増税のウソ」も、これで明瞭 ●年金制度は破綻しない――「賦課方式」「保険数理」 ・「年金=保険」というあたりまえの話 ・年金は破綻も枯渇もしない ・年金運用問題は、なぜ「取るに足らない」といえるのか ・厚生年金は「月収5割保証」の「長生き保険」 ・「逆ピラミッド型の人口構造」は問題ではない ●経済×心理学というアプローチ――「行動経済学」「実験経済学」 ・相手の狙いがわかれば、本当の「合理的意思決定」ができる ・2019年ノーベル賞の実験経済学は、何が新しかったのか エピローグ――物事を本質的に理解し、自分の頭で考えるために ▼「ポジティブな議論」と「ノーマティブな議論」 ▼自分の中で〝切り分けて〟おくのが大切 ▼データとロジックを用いて話すだけ

著者:高橋 洋一
Isbn 10:4866671963
Isbn 13:978-4866671963
によって公開:2020/4/8
ページ数:208ページ
出版社 明解 経済理論入門:あさ出版