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もしリビングのソファでVRゴーグルをかけて仮想世界で仕事している姿に納得がいかない家族からメタバースについて聞かれたら: 身近な情報と妄想で理解するメタバースのこれから

 2021年に入り、様々なニュース記事やメディアで目にするようになった「メタバース(仮想空間)」ですが、IT業界の新しい用語や3Dゲームの新しい形など自分事ではないと思われている方もいらっしゃるかもしれません。実は、メタバースは現存するビジネスの形を大きく変える新しい市場となる可能性が非常に高く、様々な業界で注目を集めています。なぜなら、実世界に加えて仮想世界という新しいビジネス空間を作り出すことができるからです。  本書執筆にあたり、メタバースに関する様々な文献、書籍、記事、動画を参考にしましたが、既存の書籍は「メタバースのみを説明するもの」「ブロックチェーンのみを説明するもの」「NFTのみを説明するもの」が多く、メタバースとそれを取り巻く各種要素技術との関連性をまとめたものはそれほど多くありませんでした。  そこで本書では、どなたでも容易に想像できる身近な例え話や妄想話を可能な限り含めることで、IT技術など難しい専門知識がなくてもメタバースおよび関係する要素技術の基礎知識をどなたでも習得できることを目的として執筆しました。そのため、ブロックチェーン技術やNFTなどの要素技術についての概要的な解説は含めておりますが、詳細な技術情報は本書には含まれておりませんので予めご理解下さい。  この本書を読むことで、読者の皆様がご自身の日常生活やお仕事にメタバースをどのように活用できるのか、いくつかアイデアが生まれてくれば幸いです。目次 はじめに メタバースとは メタバースから連想されるもの メタバースの名前の由来 メタバースの定義 メタバースが実現する妄想世界観 メタバースとこれまでの仮想空間の違い メタバースを可能にする技術 X-Realityとは Web 3.0とは ブロックチェーンとは 仮想通貨とは NFT (Non-Fungible Token:非代替性トークン) とは メタバースがもたらす影響 メタバースのメリット メタバースのデメリット 今後の展望と課題 おわりに 著者紹介

著者:佐藤 芳樹
によって公開:2022/1/5
ページ数:44ページ
言語:日本語
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