ダウンロード 人間心理を徹底的に考え抜いた「強い会社」に変わる仕組み 本

◎ビジネスリーダーをはじめ、各界のトップから推薦続々 「読みながら、ファーストリテイリングの改革の記憶が呼び起こされた」 ファミリーマート 代表取締役社長澤田貴司氏 「組織改革には、ロジックと情熱の両方が必要なことを再認識できる」 デジタルハーツホールディングス代表取締役社長 CEO 玉塚 元一氏 「この本によって、自社に最適な組織変革のシナリオが描ける」 リクルートワークス研究所所長大久保幸夫氏 「組織変革のための様々な視点が詰め込まれた宝庫、管理職の必読の書」 リンクアンドモチベーション代表取締役会長小笹 芳央氏 「人が働く意味を見出せる会社は強い」 筑波大学人間系 教授岡田昌毅氏 「人と組織の両方を見据えた実践の知恵に圧倒される」 キャリアコンサルティング協議会 会長キャリアカウンセリング協会 理事長藤田真也氏 「組織を変える、成長させる仕組みに大いに共感する」 Jリーグチェアマン村井満氏 ◎リクルートで組織戦略を学び、 ユニクロ、ソフトバンクで経営トップとともに実践した 「どの会社でも使える組織変革のフレームワーク」を初めて明かす リクルート、ファーストリテイリング(ユニクロ)、ソフトバンク。 この3社は業態やビジネスモデルは異なるが、共通するのは、時代の変化に対応しながら成長し続ける、日本を代表する「強い会社」であること。 著者は、この3社に在籍し、リクルートでは組織人事コンサルタントとして数多くの企業の組織改革に携わった後、ファーストリテイリングに入社。 ファーストリテイリングでは、人事総務部長として売上1000億円から4000億円となる急成長を組織戦略面から支え、 マーケティング&コミュニケーション部長として逆風下での広報・宣伝の在り方を見直し新たな企業ブランドづくりを行う。 その後、ソフトバンクでは、ブランド戦略室長として「=SoftBank」のCIの導入や福岡ソフトバンクホークスの球団立ち上げに携わる。 その実践経験を通して生み出された組織変革のための手法を、「どの会社でも使えるフレームワーク」として初めて明かす。 たとえば、2章では、自社の組織の現在の状況を診断する際に、リアルな指針となる「7つの視点」をはじめ、 リクルートの事例は「仕組み」や「施策」によって社員の動き方の変化が手にとるように理解できる。 4章でケーススタディとして紹介されているファーストリテイリングの組織変革では、地方の企業が世界的な企業へと変わってゆく、 その初期段階の模様を通して、本質が垣間見える。 売上1000億の壁を越え4000億円に急成長し、多くの人に知られるようになった頃のファーストリテイリングには、「部署間の壁」「情報共有の不足」「評価制度の改善」など、 どの会社でも起こる課題があふれていた。 それらを解決するための具体的な取り組みは、急成長を実現する組織変革の事例として、業種や業態を超えて多くの会社の参考になるはずだ。 「強い会社」へと変わるための壁を乗り越える、時代を越えて活用できるメソッドともいえる。 ◎なぜ、他社の成功事例を取り入れてもうまくいかないのか 「どうしたら会社は変わるのか? 変われるのか」 これは多くの経営者、幹部はもちろん、会社に何かしら不満を覚える社員も思うことだろう。 会社を変えるための策として「他社の成功事例」をそのまま取り入れようとしがちだが、同じ業界や業種でさえ、 企業の成長ステージや、社風、強みなどが違えば、それを取り入れてもうまくいかない。 必要とされる「仕組み・制度・施策」はまったく異なるのだ。 そこで本書では、他社の物真似ではなく、自社の「強み」に適したフルカスタマイズの「人が自ら動く組織に変わる仕組み(組織戦略)」をひも解いていく。 「強い会社」になるための方法はシンプルで、「良い企業文化(残したい企業文化、強化したい企業文化)」「良くない企業文化(変えたい企業文化)」「理想の企業文化」をもとに、 自社の状況に合った組織戦略を採り入れること。 その具体的な戦略について、「企業理念」×「コア・コンピタンス」×「仕組み・制度・施策」という組織改革で欠かせないキーコンセプトとともに、具体的な変革のプロセスを紹介していく。 さらに、著者がファーストリテイリングの柳井正氏、ソフトバンクの孫正義氏という日本を代表する2人の経営者に近いポジションで働いたなかでのエピソードなど、経営で大事なエッセンスが詰まっている。 また、「特別付録」として、「人間心理」にもとづいた、人が自ら動く仕組みや施策を考える際に、大いに参考となる原理原則や理論も紹介している。