デービット・アトキンソン氏、絶賛! 日本の潜在能力の高さが見事に論証された。 日本人は自国の「才能の総量(GNT)」の豊かさにもっと自信を持って、これからその潜在力をどう活かすかが課題だ。 本書は、以下の14の専門分野にわたり、才人たちの活躍ぶりについて国籍別に定量分析を行うことにより、 日本の「お国柄の可視化」を試みた、まったく新しい日本文化論です。 1 基礎知力(科学~経済学) 2 基礎体力(走力) 3 操縦能力(モータースポーツ) 4 格闘技 5 球技と射的 6 頭脳ゲーム 7 体操やダンス 8 ミュージシャン 9 弁舌プレゼン能力 10 読み物創作力(文学) 11 総合芸術(動画制作) 12 美術デザイン 13 料理人 14 リーダーシップ 科学技術の世界から文学やスポーツ、音楽から芸術、ファッションや料理人の世界など、 各界で超一流と呼ばれる達人たちのパフォーマンスを数値で捉えることで、 ぼんやり感じていた世界各国のお国柄をすっきりと理解できると同時に、日本の得意分野や苦手な分野も一目で納得できるようになっています。 その上で、領域を問わず日本ならではの普遍的な9つの勝ちパターンや、負けを最小限に留めるしのぎパターンを抽出し解説していきます。 網羅性や定量性をもったデータブックでもあり、また日本人の気質や先人たちが過去積み上げてきたソフトパワーに関しての歴史的解説もふんだんに盛り込まれた、教養書でもあるといえるでしょう。 以下に、その結果をいくつか要約します。 ・全てを合わせたグロスナショナルタレント(GNT)で日本は総合力世界第5位 ・日本は体格や言語がネックとなる分野では苦戦を強いられるものの、あの手この手の工夫を凝らすことで、苦手分野にも活路を見いだしている。 ・今後少子高齢化が進む日本だが、GNT視点で若々しく好奇心を持ち続け、活力を維持することが大事 ・GNTの育成には世代単位の時間を要する、軍事や経済力育成より困難を伴う雅な世界 ・ ライフサイクルが更に短縮する将来を考えると、後続国が追いつくには難度が高まるだろう ・先人たちも頑張ったが、今日の日本の若者たちは更に幅広い分野で第一級の活躍をしている 膨大なデータから世界の各国と日本を比較して見えてきた日本人の姿。 それは、穏やかでありながら、粋や雅を解する上品さに満ちている、とてもチャーミングなものでした。 この日本の姿とは、霞が関官僚の描く国家戦略や、大企業の思惑といったような壮大な意図のもとに作られたものではありません。 恣意的に変えようもない、また変える必要もない、本当の意味でのありのままの日本です。 本書の目的は、このような分析結果から、どこを強化すべきだとか、どの弱点を改善すべきかといった提言を導き出すことにはありません。 シンプルに日本の形を知ること、私たちの得手不得手を素直に認識することで、 クールジャパンと称される姿なきものの正体を知ることができるというのが、本書のメインメッセージです。
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