『スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー(SSIR)』は、2003年にスタンフォード大学内で発刊された社会変革を目指すチェンジメーカーのためのメディアです。日本版(SSIR-J)は2022年に創刊しました。 第2号では「循環」がテーマです。循環と似て非なるものに「反復・繰り返し」があります。循環と反復の違いは何か。それは、循環は他を生かすことや再生と結びついていることではないでしょうか。血液の循環が私たちを生かし、空気や水の循環が地球環境を再生する。大切なものを未来に受け継いでいくためのお金や資源の循環と、それを支える思いやアイデアの循環について、さまざまな角度から考えていきます。 目次 FEATURE ▼利益優先のサステナビリティ事業からの脱却 ▼サーキュラービジネス 4つの基本戦略 ▼「正の外部性」を社会変革のレバレッジにする ▼寄付金のダークサイドについて語ろう CLASSICS ▼非営利団体を悩ます「間接費」のジレンマ ON JAPAN ▼日本企業が切り拓くリサイクルビジネス2.0 ▼市民のニーズと政策をつなぐクラウドファンディングの使い方 ▼なぜ子育て支援が「みんなの未来」に役立つのか FACTS&FIGURES ▼日本人の寄付意識と寄付行動 ~ふるさと納税からインパクト投資まで VIEWPOINTS ▼インパクト投資におけるアウトカム・ファンドの可能性 ▼プライベート・エクイティ市場のダイバーシティ&インクルージョン ▼システム変化の鍵は「女性的リーダーシップ」にあり RESEARCH ▼社会的企業が地域で成長する条件 ▼社会貢献活動に参加する男性社員は出世できない? ▼支配型リーダーがチームワークを阻害する ▼パフォーマンス測定の光と影 BOOK REVIEW ▼The Decarbonization Imperative (Michael Lenox and Rebecca Duff) ▼The Systems Work of Social Change (Cynthia Rayner and François Bonnici) ▼エディブル・スクールヤード(アリス・ウォーターズ著) ▼セルフ・コンパッション(クリスティン・ネフ著)
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