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炭素文明論:「元素の王者」が歴史を動かす (新潮選書)

食料・ドラッグ・エネルギー――「炭素」が世界を支配する! 農耕開始から世界大戦まで、人類は地上にわずか0.08%しか存在しない炭素をめぐり、激しい争奪戦を繰り広げてきた。そして地球温暖化とエネルギー危機に直面する現在、新たな「炭素戦争」が勃発、その勝敗の鍵を握る「人工光合成」技術の行方は……? 「炭素史観」とも言うべき斬新な視点から、人類の歴史を大胆に描き直す、興奮のポピュラー・サイエンス。 元素の絶対王者 第1部 人類の生命を支えた物質たち 第1章 文明社会を作った物質―デンプン 第2章 人類が落ちた「甘い罠」―砂糖 第3章 大航海時代を生んだ香り―芳香族化合物 第4章 世界を二分した「うま味」論争―グルタミン酸 第2部 人類の心を動かした物質たち 第5章 世界を制した合法ドラッグ―ニコチン 第6章 歴史を興奮させた物質―カフェイン 第7章 「天才物質」は存在するか―尿酸 第8章 人類最大の友となった物質―エタノール 第3部 世界を動かしたエネルギー 第9章 王朝を吹き飛ばした物質―ニトロ 第10章 空気から生まれたパンと爆薬―アンモニア 第11章 史上最強のエネルギー―石油 最終章 炭素が握る人類の未来

著者:佐藤 健太郎
Isbn 10:4106037327
Isbn 13:978-4106037320
によって公開:2013/7/26
ページ数:256ページ
出版社 炭素文明論:「元素の王者」が歴史を動かす (新潮選書):新潮社