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チックタック 約束の時計台

にしのあきひろ作品史上、 もっとも残酷で、 もっとも美しい物語。 こわれていないのに11時59分で止まっている ふしぎな時計台がありました――。 【物語】 町のはずれにあるホタルの森の中に、こわれていないのに11時59分で止まっているふしぎな時計台があります。 その時計台には、ヘンクツジジイのチックタックが住んでいます。 もう何年もまえ、チックタックがもっと若かった頃、ここに、ある孤児の女の子が訪ねてくるようになりました。彼女の名前はニーナ。 チックタックとニーナは、夜12時の鐘の音を、いっしょにこの時計台で聞くことを約束します。 しかし、その約束がかなうことはありませんでした。 なぜなら、その森に「火の鳥」がやってきたからです。 ――どうして時計台は11時59分で止まってしまったのか? その理由がわかったとき、必ず涙します。

著者:にしの あきひろ
Isbn 10:4344034481
Isbn 13:978-4344034488
によって公開:2019/4/18
ページ数:1ページ
出版社 チックタック 約束の時計台:幻冬舎