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ウェブ調査の基礎:実例で考える設計と管理

著者らが設計・実施した調査や実験に基づいた、公募型ウェブ調査の方法論的基礎研究の専門書。公募型ウェブ調査の有効利用の可能性を探るべく、回答形式間の比較、中間選択、ストレートライニング、不注意回答、回答デバイス間の比較、回答時間、分析におけるパラデータの活用など、サーベイの実務家・研究者の調査利用に関わる事項を科学的に検証し、解説する。公募型ウェブ調査の有効利用と、更なる体系化へ向けた礎となる一書。本書で取り上げられる方法論上の重要論点・非確率抽出のウェブ調査はどのような目的に使用可能か?  ・不正回答や不良回答が発生する本当の原因とは?   ・不正回答や不良回答を検出・抑制する技法・スマートフォンからの回答は「低質」か?   ・リッカート尺度をスライダー尺度に変更可能か?   ・MA(マルチアンサー)の使用が推奨されない理由・回答時間をパラデータとして活用する方法・「どちらともいえない」という選択肢は設定すべきか?   ウェブ調査設計時に誰もが直面する問題を多数取り上げ、実例に基づいて具体的に考察。今後の実証研究の方向性も示唆。【目次】はじめに1章 公募型ウェブ調査の特性(山田一成) 1.ウェブ調査の種類  2.非確率標本の有効利用  3.公募型ウェブ調査の標本設計  4.公募型ウェブ調査の回答者特性  5.基礎研究の課題 2章 複数回答形式と個別強制選択形式の比較 (江利川滋・山田一成) 1.回答形式間の差異と最小限化  2.公募型ウェブ調査における検証  3.どのように回答形式を比較するか  4.仮説の検証と最小限化をめぐる議論 5.知見の一般化に向けて3章 個別強制選択形式の有効性評価(江利川滋・山田一成) 1.回答形式間の差異と最小限化・再考  2.回答項目数は最小限化に影響するか  3.公募型ウェブ調査における再検証  4.仮説検証に向けて 5.回答形式間の差異の頑健性 6.個別強制選択形式の有効性 4章 両極型スライダー尺度の有効性評価(山田一成) 1.スライダー尺度の特性 2.スライダー尺度のメリットとデメリット 3.有効性評価の指標 4.本研究の目的と方法 5.回答形式の影響 6.両極型スライダー尺度の有効利用 5章 単極型スライダー尺度の有効性評価(山田一成) 1.単極型スライダー尺度の特性 2.回答形式の比較方法 3.有効性評価指標の検討 4.回答形式と回答分布 5.回答形式と項目間相関 6.単極型スライダー尺度は有効か 7.単極尺度の両極化 8.尺度の互換性について6章 調査回答における中間選択(増田真也・坂上貴之) 1.中間選択の何が問題か 2.中間選択を増加させる要因と対策 3.複数の項目への回答と中間選択 4.回答行動研究におけるウェブ調査のメリット7章 ストレートライニングの検出と評価(山田一成・江利川滋) 1.問題のある回答パターン 2.SD法による事例研究 3.ストレートライニングの頻度と特性 4.ストレートライニングの規定因 5.除外は「プロクルステスの寝台」か?   8章 回答の指示と不注意回答(増田真也・坂上貴之) 1.ウェブ調査における不注意回答 2.回答の指示による不注意回答者の検出 3.回答者の注意深さを捉えるその他の方法 4.不注意回答の防止9章 回答デバイスと回答の質(山田一成・江利川滋) 1.回答デバイスの変化 2.スマホ・パラドックス 3.調査研究の概要 4.回答デバイスの割合と回答者属性 5.回答デバイスの回答負荷 6.回答の質への影響 7.スマホ・ジレンマの解消?   10章 回答時間と回答中断行動(山田一成) 1.パラデータとしての回答時間 2.調査研究の概要 3.回答時間の測定 4.回答中断行動の実態 5.回答中断行動とストレートライニング 6.超短時間回答と超長時間回答 7.パラデータによる検票の必要性おわりに

著者:山田 一成
Isbn 10:4414300223
Isbn 13:978-4414300222
によって公開:February 25, 2023
ページ数:270 pages
出版社:誠信書房
言語:Japanese
寸法と寸法 ウェブ調査の基礎:実例で考える設計と管理:5.83 x 0.79 x 8.27 inches