著者のリック・イーデルマンは、『シンギュラリティは近い』(NHK出版)などを執筆した未来学者で、現在GoogleでAIを担当するレイ・カーツワイルのもとで学んだ未来予測をベースに本書のオリジナル『The Truth about Your Future』を執筆しました。当然、カーツワイルの本の内容、考えは科学技術中心ですが、イーデルマンはそうした技術がどう実生活に活用され、その結果、投資も含めたお金の考え方をどう変えるべきなのかまで言及しています。 ではなぜいま、この本なのか。本企画のオリジナルは2017年に刊行されていますが、基本的にイーデルマンは(カーツワイルも)2020年代にプレ・シンギュラリティがやって来ると説いています。たとえば、本年度のノーベル化学賞を受賞したゲノム編集や、AI、IoT、ドローン、無人兵器などの汎用化がその代表です。さらに、予期せぬコロナ禍により、遠隔授業、自動運転、3Dプリンタ、ナノテクノロジーなどの技術革新のスピードも一気にアップしました。そうしたことを無視して、もはやおカネや投資のことは考えられない。2045年にシンギュラリティを迎えるエクスポネンシャル・テクノロジー(指数関数的技術革新)を知っていかなければいけない。それがイーデルマンの主張なのです。 しかも、今年末から来年にかけて、ブラックロックなど世界最大級のファンド会社を通じて日本の証券会社で、エクスポネンシャル・テクノロジー関連の金融商品が多数発売される予定となっています。また、イーデルマンのYouTubeチャンネルなども開設予定です。上記のようなシンギュラリティを含む革新的な技術進化と私たちの近い未来の生活、お金、そしてその増やし方を関連付けて説明する本、人物がいないことから間違いなく、本企画は新しいお金の教科書となることでしょう。
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