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文藝 2021年春季号

迎春2021 「文藝」創刊88周年 ◎目次 【創作】 児玉雨子「誰にも奪われたくない」(130枚) 距離を取るのも会えないのも、みんなそんなにさみしい? 関係すれば、互いに無傷でいられないのに。気鋭の作詞家、初中篇。 山下紘加「エラー」(160枚) 私は自分の底を知らない。不敗の大食いクイーンのはずなのに——。一つの身体における限界と到達を探り出す、圧倒的力篇。 瀬戸夏子「ウェンディ、才能という名前で生まれてきたかった? 」(100枚) 軽妙な美人の詩人・ウェンディと、生意気な不美人のわたしは、求めるほどに奪い合い、傷つけ合う。注目の歌人が贈る初中篇。 * 【特集 夢のディストピア】 〈対談〉 飛浩隆×高山羽根子 「ディストピア小説の主人公とは誰か 嫌(いや)視点の作り方」 〈短編〉 金原ひとみ「腹を空かせた勇者ども」 コロナ禍の新たな日常を送る育ち盛りの中学生・玲奈の日常に、突然濃厚接触の報せが訪れて……。 真藤順丈「オキシジェン」 顔の見えない「ジェントルマン」の声に従い反(アンチ)ユートピアの物語を紡ぐ男の、脱ディストピアの叛乱。 東山彰良「天国という名の猫を探して悪魔と出会う話」 死者は活発に人肉を求め、生者は死んだように隠れて暮らす世界で、ぼくは猫を探す旅に出た。 尾崎世界観「ただしみ」 ただ街を映すだけのライブカメラは、噓のない「正しい」世界——孤独な者達の群像劇。 高瀬隼子「休学(国産のため)」 「男が二人目を産むのはおかしいですか」人間職員の私は、休学届を手にした学生に慌てて首を振った。 〈日記〉 桜庭一樹「分断されていく世界で 2020年1月~10月 東東京ディストピア日記」 〈特別企画〉 「身体と精神改造のための闇のブックガイド」 闇の自己啓発会(江永泉・木澤佐登志・ひでシス・役所暁) 〈エッセイ〉 Marukido「いじめられっ子の初恋はチャHだった」 〈論考〉 樋口恭介「未来を破壊する」 水上文「成熟と喪失、あるいは背骨と綿棒について」 木澤佐登志「さようなら、いままで夢をありがとう」 * 【短篇】 加納愛子「イトコ」 私はイトコのことを考えてばかりなのに、イトコのなかで私は脇役。そもそもイトコってなんやろな? 中原昌也「次の政権も皆で見なかったことにした」 お告げめいた「南へ」という声が聞こえたので、割と急いで外に出た――鬼才が贈る前代未聞のロードノベル! 【文藝賞作家の2020→2021】 〈対談〉 宇佐見りん×遠野遥「文藝賞受賞して、その後どうよ? 」 〈論考〉 大谷崇「現実という地獄 李龍徳論 第四二回野間文芸新人賞受賞に寄せて」 【連続企画第2回 韓国・SF・フェミニズム】 〈小説〉 チョン・セラン 斎藤真理子 訳「アーミー・オブ・クィア」 〈エッセイ〉 池澤春菜「きっと幾つかの冴えたやり方」 〈書評〉 上田早夕里「やさしく、しなやかな決意」 キム・チョヨプ 著 カン・バンファ +ユン・ジヨン 訳『わたしたちが光の速さで進めないなら』 〈論考〉 橋本輝幸「私たちの相違と共鳴 世界SFを俯瞰して」 【連載】 若竹千佐子「かっかどるどるどぅ」【第2回】こころかなしも 磯部涼「移民とラップ」 【第4回】BLMを歌う(その1) 絲山秋子「まっとうな人生」 【第6回】 町田康「ギケイキ 」【第32回】 山本貴光「文態百版 ブンゲイの遊び方 2020年9月~11月」 倉本さおり「はばたけ! くらもと偏愛編集室」【第7回】 【書評】 マーガレット・アトウッド 鴻巣友季子 訳『誓願』【評】谷崎由依 大前粟生『おもろい以外いらんねん』【評】太田啓子 島本理生『2020年の恋人たち』【評】齋藤明里 星野智幸『だまされ屋さん』【評】朴沙羅 アンナ・バーンズ 栩木玲子 訳『ミルクマン』【評】小川公代 青山七恵『みがわり』【評】岡英里奈 谷川直子『あなたがはいというから』【評】北村浩子 安藤礼二『熊楠』【評】小田原のどか

著者:河出書房新社; 季刊版
ASIN:B004FV7PWQ
によって公開:2021/1/7
出版社 文藝 2021年春季号:河出書房新社; 季刊版

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