将軍綱吉は天下の悪法「生類憐みの令」を発布したため「犬将軍」と揶揄される。しかし、捨て子、行路病人、囚人などに対する環境を改善したなど功績もある。支配者が弱者を気づかうのは先例がなく、社会福祉政策の先鞭をつけたという点では評価でき、「偉大な将軍」とも言える。本書では、綱吉の経済学的な政策評価のみならず、異常とされる人物像にもせまる。 第一部 五代将軍綱吉は犬将軍か大将軍か綱吉を囲む三人の女性生類憐みの令のプラス評価徒然草の影響飲酒抑制令娘可愛さゆえに発布した「鶴字法度」天変地異暴君マクベス、カリギュラと綱吉の比較綱吉の性格特徴、内向型・神経質、パーソナリティ障害か第二部 元禄時代とはどんな時代だったのか貨幣経済農業経営の変化諸産業の発達交通の整備、河村瑞賢、三都元禄時代の政治、元禄時代の経済、元禄文化元禄時代の三タイプの商人三井、鴻池、住友、紀伊國屋、奈良屋著者紹介加納正二(かのうまさじ)大阪大学助手、大阪府立大学教授等を経て現在、岐阜聖徳学園大学経済情報学部教授。大阪大学大学院国際公共政策研究科博士後期課程修了。博士(国際公共政策)。専門は日本経済論。主要著書『江戸の働き方と文化イノベーション』三恵社『江戸の経済社会と商人の生きざま』三恵社『内向型人間の経済学』敏貞社『令和新時代の金融知識―就活学生と新社会人のために―』三恵社『日本経済の軌跡と明日―高度成長から令和新時代まで―』三恵社『令和の日本経済と企業経営の課題―誰もが主役になり自分らしく生きる時代―』三恵社『地域密着型金融の限界とフィンテック』三恵社『リレーションシップバンキングと地域金融』日本経済新聞社(共著)『地域金融と企業の再生』中央経済社(共著)中小企業研究奨励賞準賞『京都の地域金融』日本評論社(共著)『経済学・経営学・法学へのいざない』大阪公立大学共同出版会(共著)『新版 経済学辞典』中央経済社(共著)
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