★2009年11月4日、火星近傍。小惑星探査機「はやぶさ」のイオンエンジンに異常発生―― 運用開始から6年が経過した「はやぶさ」の4つのエンジンはどれもトラブルを抱えており、 このままでは地球帰還のための十分な推力が得られないという絶望的な状況でした。 しかし、2つのエンジンの機能を組み合わせるという裏技によって、彼女は奇跡の復活を果たします。 「こんなこともあろうかと!」 なんと地上のスタッフたちは、この裏技を実現するための電気回路を、 あらかじめ組み込んでおいたというのです。 そして2010年6月。星のかけらを握りしめ、「はやぶさ」はついに地球へ帰還します。 ※「はやぶさ」帰還の詳しい日程は、JAXAのサイトにてご確認ください。 ★月面の調査データやハイビジョン映像を送ってくれていた月周回衛星「かぐや」が、すべての任務を終え、2009年6月11日午前3時30分(5月29日段階での予定)、月面に落下します。 当日は、本書を片手に、ぜひ月を見上げてみてください。 ※「かぐや」月面落下のスケジュールは変更される可能性があります。最新の情報はJAXAのサイトにてご確認下さい。 1970年に打ち上げられた「おおすみ」から39年。日本の人工衛星は、現在では「はやぶさ」「かぐや」によって、 国内だけでなく世界中にインパクトをもたらすほどの実績を残しています。しかしそこに至る道のりは、決して平坦ではありませんでした。 地上の人間たちが叡智を振り絞って不断の努力を重ね、 過酷な宇宙で人工衛星たちが任務を全うせんと奮励した結果なのです。 『現代萌衛星図鑑』は、人工衛星を“擬人化”することで、その熱きドラマ・感動の物語を余すところなく表現しました。 本書では、日本が産み育てた7機の人工衛星娘(さてらいこ)を取り上げ、それぞれの活躍を紹介しています。 気象観測衛星「ひまわり」 ハレー彗星探査機「すいせい・さきがけ」 技術試験衛星VII型「きく7号/おりひめ・ひこぼし」 環境観測技術衛星「みどり2」 次世代型無人宇宙実験システム「USERS」 小惑星探査機「はやぶさ」 月周回衛星「かぐや」
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