近年のスマートフォン等の携帯型ICTツールの発展や、AI(人工知能)の活用によって、人間の生活は楽になる一方、 相手の言葉や表情等から意図を汲み取り、自らの意思を表現することにより、相手と心が通い合うというコミュニケーションによる「気持ちや心の交流」は機械任せにできない分野である。 この点において、相手のニーズに合わせて話し方や内容を工夫し、自らの意図した行動に導く「プレゼンテーション」は現代の必要不可欠な技能の一つと言える。 本書は、高校生や学生に合った分かりやすいプレゼンテーションの指南書を作りたいという著者の熱い思いから出版にいたった。現在、学校現場の教師や生徒たちは「プレゼン」という言葉自体には慣れてきたものの、 どのようにして知識を身に付け、自らのプレゼンテーション力をブラッシュアップしていけばよいのか、実に手探り状態にあるというのが実情である。 また、国際化により、高校生や学生も英語でプレゼンテーションを行う機会が増えてきている。 日本語でもプレゼンテーションは難しいが、ましてや英語ではもっと難しいわけであるが、本書を第一章から順序良く手順を踏んで進めていくと、 プレゼンテーション自体への理解、話し方や構成の仕方、英語でプレゼンテーションをする場合の表現の仕方等、高校生や学生でも迷うことなく英語プレゼンテーションができるように編成してある。 第一章ではプレゼンテーションそのものの基礎知識について、第二章ではPCを用いず紙芝居型でプレゼンテーションを作成する演習、 第三章はプレゼンテーションソフトを用いてスライドを作成し、分かりやすく表現する演習、第四章はプレゼンテーションコンテストの企画・実施と評価について触れている。 本書は、高校生や学生が日々の授業や課題研究発表で活かせるだけでなく、高等学校新学習指導要領の「論理・表現I・II・III」という新科目にも対応できる内容となっており、教師が指導に活かすこともできる。 あなたの英語プレゼンをもっと魅力的にし、伝えたいことを分かりやすく伝えるための必読の書である。 これから「英語プレゼン」だけでなく、「プレゼン」というものに初めて挑戦しようとしている高校生、大学生、専門学生、 またプレゼンテーションを初めて指導する教師の方々等々、様々な方々に本書「英語プレゼンのトリセツ」を活用していただき、プレゼンテーション力向上の一助としていただきたい。
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