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源氏将軍断絶 なぜ頼朝の血は三代で途絶えたか (PHP新書)

◆「承久の乱」へと続く、幕府内の壮絶な権力闘争の歴史とは? ◇2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』時代考証者が描く源氏三代「新解釈」日本史上初の本格的な武家政権である鎌倉幕府では、創設者頼朝の源氏の血統は三代で途絶え、継承されなかった。跡継ぎのいなかった三代将軍実朝の暗殺がこの「断絶」を招いたとされるが、その当時、二代将軍頼家の遺児、あるいは他の源氏の血を引く人々も存在した。にもかかわらず、なぜ彼らは将軍になれなかったのか。そもそも実朝の暗殺が源氏将軍の断絶を招いたのは、自明の理なのか。本書では頼朝による鎌倉幕府の樹立から三代将軍実朝の殺害に至るまで、幕府内の壮絶な権力闘争の歴史を紐解きながら、「源氏将軍断絶」の歴史的な意味を問い直す。【本書の内容】第一章 源氏将軍の誕生唯一の武家の棟梁へ/征夷大将軍任官へ/建久年間前半の頼朝政権第二章 源氏将軍の継承将軍継承に向けての動き/若き鎌倉殿頼家/二代将軍頼家の悲劇第三章 源氏将軍の確立将軍擁立/将軍親裁第四章 源氏将軍の試練と成長和田合戦という試練/建保年間の幕府政治/さらなる試練第五章 源氏将軍断絶後継将軍問題/後鳥羽・実朝・北条氏/源実朝暗殺事件終章 源氏将軍のその後

著者:坂井 孝一
Isbn 10:4569848281
Isbn 13:978-4569848280
によって公開:2020/12/16
出版社 源氏将軍断絶 なぜ頼朝の血は三代で途絶えたか (PHP新書):PHP研究所