ダウンロード アマチュア無線海外運用ガイド 本

観光旅行をベースにして、海外からのアマチュア無線運用を楽しんでみませんか。 本書は、2020年現在、37エンティティから運用した実績がある著者が、海外運用の経験と楽しみ、ノウハウをまとめたものです。 DXペディションと呼ばれる大掛かりな海外運用を行って、世界中の局から一斉に呼ばれるというのは、アマチュア無線家にとっての夢ではないでしょうか。私は、過去2回のスプラトリ諸島のDXペディション（9M4SDX,9M0L）への参加で、その夢を叶えることができました。 とはいえ、そのような機会は、何度もあるものではありません。 そこで、楽しんでいるのが、観光旅行にプラスしての海外運用なのです。簡単な設備で、2,000を超える交信数を達成したこともあります。本書を参考に、皆さんも海外からの運用を計画してみてはいかがでしょうか。 「Ⅱ.海外運用の免許・許可」では、30エンティティ以上の免許情報を掲載しています。 「Ⅲ.オペレーション」は、海外から運用する場合だけでなく、日本から海外局を呼ぶ場合も、参考にしていただけるのではないでしょうか。 「Ⅴ.運用リポート」は、読み物としても楽しんでいただけると思います。目次 はじめにⅠ.観光旅行と海外運用 海外運用のきっかけ 夢ではなくなった海外運用 観光旅行型海外運用Ⅱ.海外運用の免許・許可 免許や運用許可の必要性 免許や許可が不要な国 相互運用協定に基づく免許申請 CEPT T/R 61-01 アメリカの免許とCEPT アメリカの免許で実際に運用可能か 相互運用協定がない国への免許申請 免許申請の実例集 コラム アメリカの免許の取得Ⅲ.海外運用の準備 いつどこに行くか 旅行手配と免許の優先度 ホテルの選択 飛行機の重量制限 電波伝播を調べる 運用の予定を広報する お手軽海外運用の室内機材 大きく重いアンテナは使わない 便利な小物 パッケージング 空港への移動 入国の準備Ⅳ.オペレーション 運用のノウハウ パイルアップの違い マナーが悪い局への対処 電波伝播の非対称性 小型リグの設定 スプリット運用 交信のパターンとリズム DXクラスタやSNSの利用 デジタルモードの運用 海外運用とコンテスト コラム DXFC QSLカードを交換する ログサーチとLoTW コラム 海外運用する日本人局と交信するⅤ.運用リポート NA8O/KH2 3D2NA VK6AAS FO/NA8O CE0Y/JK1FNL NA8O/KL7 5Z4/JK1FNL FK/JK1FNL 9H3F JK1FNL/VK4 JK1FNL/VK4 OC-160 YJ0NA T88NA TF/NA8O NA8O/EA6あとがき