従来の情動理論に異を唱えて一躍脚光を浴びた『情動はこうしてつくられる』の著者バレットの第2弾これまでの脳に対する見方を払拭し、〈身体予算〉というたとえを用いて脳と身体の機能を解説しながら、〈予測〉〈脳と社会の相互作用〉など近年注目されているトピックを歯切れよくユーモラスに語る。脳科学の魅力が凝縮された一冊。【明快でコンパクトな、新時代の脳科学入門書】《目次》Lesson½ 脳は考えるためにあるのではないLesson 1 脳は三つではなく一つであるLesson 2 脳はネットワークであるLesson 3 脳は世界に合わせて自己を配線するLesson 4 脳はあなたのあらゆる行動を予測するLesson 5 脳は無意識に他の脳と協調し合うLesson 6 脳は複数の種類の心をつくるLesson 7 脳は現実を生み出す【著者】リサ・フェルドマン・バレット(Lisa Feldman Barrett)米・ノースイースタン大学心理学部特別教授、ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院研究員。心理学と神経科学の両面から情動を研究しており、その成果は米国議会やFBI、米国立がん研究所などでも活用されている。2007 年に米国立衛生研究所の所長パイオニア・アワード、2018 年に米国芸術科学アカデミー選出、2019 年には神経科学部門のグッゲンハイム・フェローなど、受賞歴多数。【訳者】高橋 洋(たかはし・ひろし)翻訳家。訳書にバレット『情動はこうしてつくられる』、マイヤー『腸と脳』、ドイジ『脳はいかに治癒をもたらすか』(以上、紀伊國屋書店)、ダマシオ『進化の意外な順序』、ブルーム『反共感論』(以上、白揚社)ほか多数。
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