DONUT VOL.9の物語は、実際に新作をカセットテープでリリースしたミュージシャンへのインタビューから入ります。なぜ彼らはカセットテープをリリースしようとしたのか。そこから今号の物語はスタートします。インタビューに応えたのは曽我部恵一さんと、ましまろのみなさん。そこにはそれぞれのカセットテープの捉え方や動機がありました。曽我部さんは若いリスナーのリスニング・スタイルについても言及しています。かなり面白いテキストになっています。次にDONUTは大手ミュージック・ストアを訪れました。タワーレコードとHMVのカセットテープ売り場はどうやって誕生したのか? どんなお客さんが来ているのか? それぞれ売り場の責任者の方にインタビューしました。そしてこの章の最後に、新作のカセットテープから見えてくる、カセットテープ復活の真実に迫りました。そして物語は一気にクライマックスに突入。第2章では、峯田和伸さんが登場します。インスタグラムにカセットテープをアップすることにより、リスナーにカセットテープの存在を知らしめた峯田さんがカセットテープに対する愛情を語り、自慢のコレクション(40選)を紹介します。圧巻のテキストと写真でお楽しみください。取材後、中目黒waltzに移動。峯田さんがwaltzオーナーの角田太郎さんと対談します。この対談でいよいよ「カセットテープ・イズ・ノット・デッド」が明らかになります。第3章ではミュージシャンとカセットテープの物語をお届けします。テーマは、たかがカセットテープ、されどカセットテープ。最初に登場するのは新世代ロックンロール・バンドのひとつTHE BOYS&GIRLSのワタナベシンゴさんです。「人生を変えたカセットテープ」について語ってくれます。浅井健一さんは所有しているカセットデッキ2台と共に写真を撮らせてもらいました。甲本ヒロトさんは自分を形成する音楽のほぼすべてを集めたテープのインデックスを公開。題して「このテープを聴けば甲本ヒロトってこういうことかっていうのがよくわかる」。最後に24人のアーティストがカセットテープのインデックスを作ってくれました。DONUT名物Mr.PANさんの連載、編集部のコラムもすべてカセットテープの話題で埋めました。小さな可愛いガジェットの壮大な物語を堪能してください。
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