発達障害の特性がみられる看護学生や看護スタッフの学修や臨床実務における困難さへの支援を解説する実践的テキスト。基礎知識に加え, 学校や病院などの現場において, 場面ごとに課題につながる障害の特性と関連要因を丁寧にひもとき, どう支援すべきが具体的に理解できる。また発達障害に併存しやすい二次障害の予防やその対応などについても解説し, 合理的配慮に基づく支援と評価の手がかりとなる手順やマニュアル類も充実している。【目次】1 章 基礎知識1. 発達障害とは 1発達障害の概念とあゆみ 2発達障害の特徴 3発達障害における社会的状況2. 発達障害の分類と基礎 1ASD(自閉スペクトラム症)の基礎 2ADHD(注意欠如・多動症)の基礎 3SLD(限局性学習症)の基礎 4DCD(発達性協調運動症)の基礎3. 見た目からとらえる発達障害の特徴 1特性と外見の関連2 章 併存症1. 二次障害 1二次障害とは 2発達障害による二次障害の割合 3内在化障害 4外在化障害2. パーソナリティ障害 1パーソナリティ障害とは 2パーソナリティ障害タイプ別の特徴 3パーソナリティ障害への対応と予防3 章 基本対応1. 課題別にひもとく発達障害の特性と対応 1優先順位を判断できない/マルチタスクに対応できない 2約束忘れや忘れ物,なくし物が多い 3指示されたことができない 4報告・連絡・相談ができない 5話を聞く態度が悪くみえる/謝罪の言葉が言えない 6発達障害の人への対応まとめ4 章 実践支援 1. 当事者目線での想像,対話と合理的配慮 1当事者は努力し続けている 2学生の語りを通して当事者の視点を想像する 3障害者差別解消法と合理的配慮 4障害の尊重とチームでかかわる視点 5障害者支援に携わる支援者のケア2. 学内教育・臨地実習・評価での応用 1初等中等教育から高等教育機関への移行 2新入生との接し方と注意点 3自己管理指導と生活指導・介入 4進級・卒業時における接し方と注意点 5就職活動 6臨地実習 7ルーブリックによる評価の可視化3. 臨床実務・現任教育・看護管理での応用 1採用・部署配属・新人教育における判断と支援 2部署における支援 3トップマネジャーの役割と環境づくり4. 職場内教育 1発達障害支援に関する職場でのコンセンサス
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