ぼくは息子を腕に抱かせてもらい、 目の開いていないその子をじっと眺めた。 ようこそ。ようこそ。この世界へ。 「日曜日の昼に、生後七日目の赤ん坊がぼくの家にやってきた。 それから、人生がガラリと変わった」 ──ひとり出版社・夏葉社を吉祥寺で営み、 著作にもファンの多い島田潤一郎が、 幼きものに寄せるあたたかな眼差しと言葉たち。 「泣かないで。ちゃんとまわりを見て。こんにちはと言って。 ありがとうと言って。ぼくたちの心の中には願いしかない。」 ──本書「息子とサツマイモ」より [目次] 息子とサツマイモ 1 ようこそ、この世界へ Her Majesty 小さな舌 噂はほんとだったんだね 親の願い 赤ん坊と後輩(上) 赤ん坊と後輩(下) 死ぬことと、生きること 本という友人 「かっこよさ」について おもちゃを買う あいうえお さよなら、SNS 2 愛おしい時間 五時間労働 ある訃報 風邪 多様性について よみうりランド 兄と妹 年末年始はつらいよ 青春の終わり 息子に望むのは 入園式 その後の日記 あとがき
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