駄菓子の商品会議で、企画が出なくなった招き猫たちに、紅子は過去の思い出を語りはじめる。なにかアイデアの参考になるかもしれないからだ。紅子はそのむかし、行商スタイルで、ひとり駄菓子を売っていた。 この巻では、エピソードごとに、その時代の紅子の思い出が語られる。 ・妖刀糖(戦国時代) ・舌鼓(江戸時代) ・写し柿(江戸時代) ・夢あめ(大正時代) ・育て手(昭和 高度成長期) ・景気ケーキ(昭和 バブル期) 最終話は、紅子と墨丸の出会い、銭天堂のお店をかまえるまでを描く。
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