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家庭医からER医まで 高齢者に寄り添う診療 学ぼうGeriatric Mind

高齢者だからって、適当に診察しないでください! 高齢者医療の指導があまり行われていない現状を打破、家庭医・老年医学の視点を持った救急医が徹底講義。 すべての現場で役に立つ高齢者診療に特化した一冊! 高齢者診療を苦手としている若手医師、研修医をはじめ、総合診療を行う皆さんに向け、高齢者診療の基本的な考え方をまとめました。家庭医学・老年医学の豊富な経験と知識を持った救急医が、高齢患者への初期対応、管理術、よくある症状などのほか、Geriatric Mindを解説しています。「嫌々、適当」に高齢者を診ないで、この本で高齢者の診療が楽しいと感じられるようになってください。 ・目次 Preface Samurai Wisdom Chapter 1:Approach:初期対応のコツ 1.主訴がわからない 高齢患者の訴えは曖昧なのか? もっと困る、非典型な症状 なぜ、曖昧で非典型な症状になるのか? 曖昧・非典型な症状は恐ろしい! どう対応する? 時間を味方に! 2.熱はなかったよね? 高齢者バイタルサインの謎 バイタルサインは当てにならないの? “バイタル正常"は恐ろしい 高齢患者バイタルサインの謎 熱はなかったよね? 高齢患者バイタルサインの謎に振り回されないように…… 3.痛くないって言ったじゃないか! 高齢患者の痛みは曖昧 なぜ、高齢患者の痛みはわかりにくい? 高齢者の疼痛評価、その前に さぁ、評価を始めよう! 4.急がば回れ よくあるコミュニケーションの間違い ERが予後を左右する 明日から実践しよう! 5.社会的入院は無意味だ―認知症患者の救急 認知症を患う高齢者とは? 歳のせい? 未診断の認知症患者に対応する 認知症患者へのアプローチ Fill in the Gap、何を確認すべきなのか? 6.やっぱり外せない、フレイル フレイルの影響を軽んずなかれ どうやって診断するのか? 介入はどうするのか? 7.CGA をうまく使え! 効果があるのかCGA CGAとはなんぞや? 実際はどうするの!? とは言っても、全員には無理でしょ!? 8.身体所見と検査のあれこれ 脱水はあるのか? 呼吸音と腹部所見は解釈を吟味せよ やっぱり検査でしょ! 検査閾値は低く、解釈は慎重に Chapter 2:Management:高齢患者の管理術 1.無駄なケア? “負け戦"は“無駄なケア"? 無駄なケア、どう判断する? “無駄なケア"? と思ったら…… 高齢ER 患者治療方針決定のフローチャート 2.どこまでやるの? 患者や家族が主役! やっぱり使えるSPIKES Emotion とPerception に着目! Trajectory ―患者の軌跡― どうやって聞き出すTrajectory? 3.ちょっと待て! その患者さん、ホントに決められる?? 医の倫理の大原則 CURVES で攻めろ! CURVES 番外編 4.患者の側に誰がいる? Caregiver Burden Invisible patient 代理意思決定の苦悩 患者の側にいる人への配慮とは? 5.Too much? or Too Little?? 高齢者がER を受診する理由は? 3つのポイントを具体的に Too much ? or Too Little?? それが問題だ! 望まれるプロアクティブな姿勢 6.マスターしたい疼痛管理 薬剤に飛びつく前に…… さぁ、薬の話をしよう 筋骨格系にはNSAIDs を!? 腹痛にACAP? オピオイドやその他の薬剤は? 最後の最後に、もっと大切なこと…… 7.マネージメント、Start Low, Go Slow 薬を考える基本はADME ? 知ったうえで、うまく使おうオピオイド PIMって知っている? ER受診の鑑別に薬剤を挙げること 8.せん妄を制するものは…… せん妄は入院診療のことでしょ? まずは、しっかり診断しよう! すぐに薬に飛びつくなかれ Step1:よくある原因で、見逃しているものはないか? すぐ対応できるものは? Step2:環境要因を検討せよ! Step3:どうしようもないときに、薬剤を考慮しよう 9.帰宅させる? その前に…… わかっているの? こんな場合は危険度大! 回避する方法はあるのか? かかりつけ医を巻き込もう! 伝えるべきこととは? 10.診断と治療、その先に…… ERに来なくてもいいんじゃない!? Unmet Palliative Care Needs 問題は、ケアが必要なのに見逃していること! Chapter 3:Symptomatology:よくある症状の診かた 1.元気がない 「元気がない」は本当に厄介なの? 高齢者の「元気がない」は入院を前提に! 「元気がない」を診断する早道 Step1:「なぜ、元気がないと感じたのでしょうか?」 Step2:「元気がない」を時間経過と局所性で分類 「元気がない」の鑑別診断 I CHEER uP N' FUN あるいは代・循・感 2.動けない 「動けない」≒とっても「元気がない」 「動けない」、難しいのは…… 「動けない」を鑑別する 「動けない」と「元気がない」、そしてフレイル! 3.様子がヘン どうアプローチする、この症例 “様子がヘン"を解剖する せん妄と認知症、どう見分ける? Confusion と思ったら…… 4.ふらつく…… 分類アプローチでは、太刀打ちできない 回転性なら安心!? 鑑別を網羅しよう ATTEST アプローチ1:問診で攻めろ! ATTEST アプローチ2:うまく使いこうなそう身体所見 最後の最後に…… 5.転んじゃった…… もっと努力を! 恐ろしい転倒患者の予後 まずはきっちり、外傷評価! なぜ、転んだのか? 予防への挑戦 6.お腹が痛い なんで、高齢者は特別注意なのか? 鑑別を考える CTの閾値は低く…… 緊急手術のリスクは? 7.忘れた頃の虐待 実態はいかに!? どんなときに疑うべきなのか? 疑ったら…… Epilogue-Advance care planning 索引

著者:許 智栄 有吉 孝一
Isbn 10:4765318303
Isbn 13:978-4765318303
によって公開:2020/6/5
ページ数:220ページ
出版社 家庭医からER医まで 高齢者に寄り添う診療 学ぼうGeriatric Mind:金芳堂; 第1版