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簡単モデルでパンデミックBCPを作ろう~中小企業の新型感染症対策~

【本書の概要】 本書は、BCPシリーズの第5弾です。 第1弾『簡単モデルでBCPを作ろう』では、滋賀経済同友会の「中小企業BCPモデル」を利用した基本的なBCPの作り方を解説しました。 今回は、その別バージョンとして、パンデミック版のBCPの作り方を解説しています。 パンデミック版のフォーマットをお手元で参照しながらお読みください。  2020年9月、滋賀経済同友会は、「中小企業BCPモデル」の「改訂版」と「パンデミック版」を公開しました。 「改訂版」は、2013年に公開したオリジナルを全面的にリニューアルしたものです。 オリジナルのBCPモデルは、当時の危機管理研究会が、「中小企業でも簡単に使える分かりやすいモデルを作ろう」ということで取り組んだものです。 私も監修者として全面的にお手伝いをさせていただきました。 会員事業者を中心にプロジェクトチームを立ち上げ、実際の事業者にBCPに取り組んでいただき、その使い勝手の良しあしをフィードバックして作り上げていったBCPモデルです。 実際の事業者の知見を反映させているので、中小企業にとって分かりやすく使いやすいBCPモデルになっています。 公開以降、多くの事業者にご利用いただきました。 私自身も、BCP策定支援をするときには、必ずこのモデルを利用するようにしています。 7年が経過し、その間にも新たな知見が積みあがってきました。 「ここはこうした方が使いやすい」「ここはこう表現した方が分かりやすい」 得られた知見をもとに、更に磨きをかけたのが、今回の改訂版です。 リニューアルといっても、基本は変わっていません。 言葉の表現が変わったり、フレームの形が変わったりという程度です。 より分かりやすく使いやすいモデルに生まれ変わりました。 同時にもう1つ公開したのが、「パンデミック版」です。 2020年に世界的な流行を起こした新型コロナ感染症ですが、BCPの対象リスクでありながら、従来のBCPモデルでは対応しきれないところがありました。 地震や風水害とはまったくタイプの違う災害だからです。 そこで、中小企業BCPモデルの別バージョンとして開発されたのが「パンデミック版」です。 この解説書では、「中小企業BCPモデル<パンデミック版>」を利用して、自社の対策に取り組もうとする事業者向けに、詳しい取り組み方を解説しています。 「中小企業BCPモデル<パンデミック版>」は、滋賀経済同友会のウェブサイトからダウンロードできます。 このモデルの著作権は滋賀経済同友会にありますが、特に利用制限を設けているわけではありません。 どこの誰でも、自由にダウンロードし、自由にカスタマイズしてご利用いただけるようになっています。 なお、このパンデミック版モデルは、2020年の新型コロナに特化した内容にはなっていません。 というのは、新型感染症は今回だけで終わる話ではなく、今後も繰り返し起きるリスクだからです。 なので、今後も使えるように、あらゆるタイプの新型感染症を想定して作られています。 当然、この解説書も、一般的な新型感染症を想定した内容にしてあります。 【対象読者について】  このコンテンツは、こんな方々を対象としています。・中小企業の経営者。・BCP担当責任者。・パンデミックを企業の危機管理の問題として捉えている方。・経営責任者として、重視すべきポイントは何か知りたい方。・手洗い、マスクの徹底以外に、企業として何をすればいいのか分からない方。 一方、次のような質問には期待するような答えを提供できません。・感染しないためには他人とどのぐらいの距離を取ればいいのか。・マスクはどこまで効果があるのか。・感染者が出たときには、職場の消毒はどのようにすればいいのか。・検査で陽性になった者はどうなったら出社可能になるのか。・テレワークを行う時の注意点は何か。・自宅待機を命じたときには給料を払う必要があるのか。 これらの疑問については、その時点でのウィルスの特性や地域の感染状況によって対応の仕方が変わってきます。 また、企業の業種業態によっても具体的な対応策は様々です。 厚生労働省のウェブサイトや業界団体のガイドライン等、ネット上でも情報が豊富に提供されているので、それらを参考にしてください。【著者プロフィール】平野 喜久 (ひらの・よしひさ)中小企業診断士 上級リスクコンサルタント1962年愛知県生まれ。名古屋大学経済学部経営学科卒、鐘紡株式会社財務本部にてファイナンス業務。現在、ひらきプランニング株式会社代表取締役。企業のリスクマネジメント、BCP(事業継続計画)の策定支援、ビジネスパーソンのリスクリテラシー開発をテーマに、講演、研修、執筆、訓練プログラムの企画・制作など、意欲的に活動を展開。特に、中小企業向けBCP策定支援は、2005年より取り組んでおり、指導実績はトップクラス。民宿経営から中堅製造業まで守備範囲は広い。BCPの分かりにくい概念を具体的な事例に落とし込んで伝えることを得意とする。筋道を立てた明快な解説は納得感が高く、経験を積んだ聴きやすい話術は評価が高い。中小企業診断士(経済産業大臣認定)。上級リスクコンサルタント(NPOリスクマネジャー&コンサルタント協会認定)。NPO東海リスクマネジメント研究会副理事長。中小企業基盤整備機構チーフアドバイザー。堺市産業振興センター登録エキスパート。名古屋市産業振興センター登録専門家。著書:『天使と悪魔のビジネス用語辞典』(すばる舎)電子書籍『簡単モデルでBCPを作ろう』(kindle)電子書籍『BCPの秘密鍵30』(kindle)電子書籍「ケーススタディ『八甲田山死の彷徨』名著に学ぶリスクマネジメント」(Kindle)e-book"Why She Couldn't Sell Her Matches"(kindle)DVD 教材監修「BCPって何?」「新型インフルエンザって何?」デジタル教材「中小企業の新型インフルエンザ対策:マニュアル・テンプレート集」社員研修プログラム企画開発「地震シミュレーション訓練」監修「中小企業BCPモデル」(滋賀経済同友会)連載「平野喜久先生の知っとく社会人用語」(毎日コミュニケーションズ)運営ブログ「天使と悪魔のビジネス雑記帳」

著者:平野 喜久
ASIN:B08MD4JMPW
によって公開:2020/10/31
出版社:ひらきプランニング株式会社
ファイルサイズ 簡単モデルでパンデミックBCPを作ろう~中小企業の新型感染症対策~:2782 KB