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空気と人類 ―いかに〈気体〉を発見し、手なずけてきたか

世界を変え、歴史を動かした 「空気」の物語 あなたが吐いた息から、大気の誕生、気体の科学がもたらした農業・産業・医療・戦争の革命まで―― 科学界きってのストーリーテラーが、空気に隠された秘密を解読する。 水蒸気を使った気球は人類を空へと運び、蒸気機関は産業革命を起こした。窒素を使ったアンモニア生成は農業を変え、笑気ガスは麻酔を生み、天気予報からはカオス理論が誕生した。だが一方で、瞬時に大量の気体を放出するニトログリセリンからはダイナマイトが、塩素ガスからは毒ガス兵器が生まれ、多くの人を傷つけた。これまで人類は「空気」を研究することで、良きにつけ悪しきにつけ、その歴史を大きく変えてきた。そして、気体の発見者たちにはそれぞれ数奇な運命が待っていた……。 ■■■■■本書への賛辞■■■■■ サム・キーンがまたやってくれた。今回は、私たちを取り巻く空気について、心躍る科学を案内してくれる。彼は日常にひそむ不思議を見つけ出す天才だ。 ――ダニエル・ピンク『モチベーション3.0』著者 ぼくは宇宙飛行士だけれど、本書を読んで空気に対する考えがガラリと変わった。呼吸するたびに空気に思いを馳せるようになったのは、うれしい変化だった。 ――クリス・ハドフィールド『宇宙飛行士が教える地球の歩き方』著者 最も楽しいノンフィクションは優れた科学書だ。それも、科学の驚異と美を言語化できる手練れによるもの。サム・キーンはそういうライターで、本書は第一級のノンフィクションだ。 ――マーク・カーランスキー『紙の世界史』『塩の世界史』著者 ■■■■■本書目次■■■■■ I 空気を作る――最初の四つの大気 第1章 初期地球の大気 幕 間 爆発する湖 第2章 大気のなかの悪魔 幕 間 危険な武器を溶接する 第3章 酸素の呪いと祝福 幕 間 ディケンズより熱く II 大気を手なずける――人間と空気の関係 第4章 喜びガスの不思議な効能 幕 間 フランスの「放屁狂」 第5章 飼いならされた混沌 幕 間 悲劇に備える 第6章 空に向かって 幕 間 夜の光 III 未知の領域――新しい至福の地 第7章 放射性降下物の副産物 幕 間 アインシュタインと庶民の冷蔵庫 第8章 気象戦争 幕 間 ロズウェルからの轟音 第9章 異星の空気をまとう

著者:サム・キーン 寒川均
Isbn 10:4826902247
Isbn 13:978-4826902243
によって公開:2020/12/17
ページ数:459ページ
出版社 空気と人類 ―いかに〈気体〉を発見し、手なずけてきたか:白揚社