鵜藤の真意を違え、白取の元へ走った雀部。彼の懇願を受け入れた白取は「うなじ」へと口を寄せる。雀部は“好きな人の傍にいるために”鵜藤は“好きな人は幸せであって欲しい”という想いの果て――決定的に断絶してしまった二人。心では愛を求め、肉体は番を求める。共に生きたいと願いながらもαの番となった身体では抱き合うことも叶わない。互いを想いながらも上司と部下に戻った鵜藤と雀部だったが、そんな二人を見つめる先に白取はある記憶を巡らせていた…。世界の理に抗ってでも、身体は拒絶したとしても。何を引き換えにしても選びたい、恋に逢えたから。俊傑・楔ケリが描く凄艶のオメガバース〈愛は罪と遠ざけるβ×恋を屠ったΩ〉最上級の愛の帰結――ここに堂々完結!
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