ダウンロード 陸軍特別攻撃隊の真実 只一筋に征く―愛するものを護るため、大空に飛び立った若者たち 本

【本書の特徴】・本書のタイトルである「只一筋に征く」は、「子犬を抱いた十七歳の特攻隊員」として有名な陸軍少年飛行兵 荒木幸雄伍長が、遺品のハンカチに記した文字を引用したものです。表紙の背景の写真は、鹿児島県の開聞岳(特攻隊員たちが九州を出発後、本土との最後の別れを告げた)と、出撃を控え、会心の笑みを浮かべる第五十三振武隊員の写真です。特攻出撃を控え、なぜこのような笑顔ができるのか、彼らの本当の心情を読み取ることができる数多くのエピソードや心情を物語った遺書が、本書には掲載されています。 ・編集にあたっては、特攻隊戦没者慰霊平和祈念協会、特操会、少飛会、防衛庁、靖国神社遊就館などの協力を得て、貴重な写真や遺書、遺品などの資料を取材・掲載しています。 ・一般的に「カミカゼ」として称されがちな「特攻隊」ですが、陸軍における特攻はこれに含まれないことや、大東亜戦争開始から「特攻」が生まれるまでの戦局の変化を分かりやすく解説しています。また、特攻隊員はどのように選ばれたのか、攻撃方法や出撃直前までの過ごし方、特攻に使用された飛行機なども、写真や図解を交えて分かりやすく掲載しています。 ・元特攻隊員からの聞き取りによる、真実のエピソードを多数紹介しています。部隊写真や遺影、遺品なども掲載しています。 ・特攻隊員たちが残した直筆の「遺書・遺稿」を掲載しています。活字で原文を紹介することにより内容を分かりやすくし、家族や愛する人への心からのメッセージをリアルに読み取ることができます。 ・巻末に、展示施設・関連施設案内を掲載し、興味を持った読者が訪れることができるようにしています。