「人間の欲望」これには、際限がありません。どんどん無限に湧き上がってきます。その自分の欲望のために、他人に犠牲に、自分の大切なものを失ってまで、欲望の赴くまま行動します。わかりやすいのが「お金」・「モノ」を手に入れる欲望です。自分の欲しいものを手に入れるため、一生懸命に働きます。将来、いい車・高級な時計・ブランド品・広い家・いい女…これらを手に入れるために、男達は馬車馬のように毎日働きます。会社で出世して給与を上げ、社会的地位向上・大金を手に入れます。自分の体を酷使したり、家族との大切なふれあいの時間を犠牲にして、馬鹿みたいに働きます。時には、人を蹴落としたり、傷つけたり、騙す場面もあるかもしれません。その精神的にも肉体的な激務の中で、取り返しの付かない病気になるかもしれませんし、離婚するかもしれません。(実際、私はそのような人達を多く見てきました)自分の時間・労働力を最大限投資した先に残ったものが、家や車のようもモノだけでは、寂しいのではないでしょうか?確かにモノやお金が必要なのは、私も理解していますが、自分の健康や、やりたくないことをしてまで手に入れたいとは思いません。仮に、出世して給与が上がれば「もっとお金が欲しい」・「もっと出世して役職を上げて社会的な地位を上げたい」という欲望が生まれてきます。モノにしても同じです。例えば、前から欲しかった車を手に入れても、「もっと高い車が欲しい、他の人に自慢できる車が欲しい、友だちや同僚よりいい車が欲しい」という欲望が湧いきて、キリがありません。欲望は物質的なものだけでは、ありません。見栄やプライド、人間関係でも同様です。「アイツには、負けたくない」「アイツには、文句を言われたくない」「あの人に好かれたい」「あの人に嫌われてたくない」他人からよく見られたたいという欲望です。そんな欲望に付き合うのが、嫌になり「ミニマリスト」になりました。まずは、物質的な欲望から、捨てて見ようと思いました。ミニマリストになり、物を捨て、物への執着が無くなると、心が軽くなります。次第に物への欲望を捨てていくと、他人からよく思われたいという見栄やプライドの欲望が無くなってきました。しかし、私も人間なので、欲望を完全に無くすことは、できませんでした。代わりに「自分自身が本当に求める欲望」と向き合うことができました。今までの私の欲望は、他者から「こんないい物を持っていて羨ましい」・「他者に好かれたい」という他人目線軸の欲望でした。しかし、ミニマリストに物や見栄・プライドを捨て、自分軸の欲望に従ったら、本当に自分の欲しいもの・やりたいことが見えてきました。同時に、その欲望を満たすために、「したくないこと・嫌なこと」も見えてきました。今後、私はその欲望にしたがって生きていきます。私はたくさんの物・価値観を捨てました。物は少ないですが、自由で、自分らしい、充実な毎日を送っています。本書では、そんな生活を実現するためのに私が実施した50の方法について、述べていきます。本書は大変好評いただいた、前作「ミニマリスト生活宣言」の続編になります。 前作より、具体的に捨てるべきものにフォーカスしたものになります。
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