Twitterで共感・感涙の大連鎖!作家自身が撮影した愛らしい写真たちに、愛猫のつぶやきを添えたオールカラーエッセイ。――うち、ここにおるやん。そばにおって欲しいなぁ~思たときは、ぜったい居てるねんで。(本文より)作家・村山由佳の盟友であり、17歳で今生(こんじょう)を旅立った三毛猫・もみじ。彼女の軽妙洒脱(しゃだつ)な関西弁のことばが、時にユーモラスに、時に厳しく、時に切なく、私たちの心に沁みこんできます。ペットの看取りやペットロス克服のバイブルとして。大切な存在を失ったことのある、すべての人に贈りたい一冊です。村山由佳ともみじの歩んだ道のりを中心につづったエッセイ『猫がいなけりゃ息もできない』は、発売後すぐ重版するなど、多くの読者から支持されました。本書はそんなもみじの「言いぶん」を、作家自ら撮影した愛あふれる写真に沿えたフォトエッセイ。連載最終回には「『もみロス』になってしまいそう」「また泣いてしまった」「励まされた」「勇気を持って一歩踏み出せそう」など、異例の大反響が寄せられたWEB連載が、オールカラーで待望の書籍化です!【著者プロフィール】村山由佳(むらやま・ゆか)1964年東京都生まれ、軽井沢在住。立教大学卒業。93年『天使の卵―エンジェルス・エッグ―』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞を受賞。近著に『燃える波』『猫がいなけりゃ息もできない』『はつ恋』『まつらひ』などがある。
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