生存率1%。そんな絶望的な数値を突き付けられたその日から、その1%の奇跡に向かって歩んできた闘病記。そんな奇跡の記録を、あなたのお手元にぜひ伝えたい。それが本書に込めた私の想いです。私をそんな絶望の奈落に追いやった原因は脳のトラブル。生存率1%の宣告を受けるほどの重度の脳幹出血と脳梗塞でした。助かる可能性ですら1%、そして脳のトラブルですから、その1%にたどり着いてもきっと後遺症が残るだろう状態。全ての言葉を失い、未来をも失うかもしれない、99%の暗闇に生きた私に待っていたのは、1%の奇跡でした。そう、私は生き残ったのです。1%の奇跡にたどり着き、そしてほとんど後遺症をも残すことなく。私はたどり着きました。その奇跡に。しかし、今、まさに暗闇の中でその奇跡を目指している人たちはたくさんいます。それどころか、その奇跡を見つけ出すことができずに、暗闇の中でうずくまっている人もたくさんいるはずです。闘病中の本人、家族、恋人、親しい友人、かけがえのない仲間。暗闇で迷い、苦しみ、希望の光が見いだせない人たち。そうなっても仕方のない状況で、もがき、あがき、抜け出そうと努力する人たち。私は、そういう人たちにとっての、一筋の光になりたい。希望の光となって、私が見つけたのと同じようなあなたの奇跡を照らし出してあげたい。ぜひ、本書を手に取ってください。脳梗塞や脳出血を患った大切な人との接し方に悩んでいる人。どうしたらいいのかわからなくて悩んでいる人。そして、それだけでなく。人生に立ち止まり、行き詰まり、袋小路で迷っている人にも。ぜひお読みください。そして、私のこの体験談で、道を照らしてみてください。私は1%の奇跡を見つけました。そしてそれを手にしました。今度は、あなたが奇跡を見つけ出し、それをつかみ取る。そんなお手伝いを、私にさせてくださいませんか?
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