名音楽プロデューサーが伝授する、全ての仕事に応用自在の仕事術!沢田研二、吉川晃司から槇原敬之、BUMP OF CHICKENまで。そうそうたるアーティストをプロデュースし、阿久悠や平尾昌晃、松本隆などのクリエイターとも仕事をしてヒットを連発してきたプロデューサー、木崎賢治。彼によれば、ものづくりの基本は「好きだとかいいと感じたら、実際につくってみること、つくるからこそ見えてくることを徹底分析すること」だという。70代で現役、まだまだ新しいアーティストと仕事をしている彼の実践的仕事術を惜しみなく披露。いい作品づくりのためのコミュニケーション術、多くの人に聴いてもらえる工夫、日々の生活で心がけるべきことなどをさまざまなアーティストやクリエイターとのエピソードを例にしてわかりやすく説く。◆キュンとくる仕組みを数学的に分析◆部分を見ることで本質を知ることができる◆予想を裏切られるところに感動が◆距離があるほど作品の包容力が増える◆変わらないために変わる◆経験が邪魔をする◆おもしろい歌詞を書く人は、独自の視点を持っている◆ふつうの構成でいかに新しいものをつくるか◆心が動いた瞬間に見えているものを記憶する◆うまくいっているときほど何も考えないなどなど目から鱗の名言オンパレード!【目次より抜粋】第1章 いいなと感じて、つくりたいと思って、考えて、答えを見つけるなぜ面白いのか、理由を分析/意識して逆から見る 第2章「新しいもの」とは新しい組み合わせのこと意外な組み合わせが面白さを生む/ストーリーがあると新しい価値が生まれる 第3章 人と仕事するということクリエイティブな人はどんな相手も平等に扱う/正論で人は動かない 第4章 ヒットを作るために僕がしていること今なくて、あったらいいアーティスト像を考える/状況設定がしっかりしていれば、言葉は自然に出てくる第5章 ライフスタイルからクリエイティブに自分が納得できた仕事だけが糧となる/強制的にドキドキワクワクする【著者略歴】木崎賢治(きさき・けんじ) 1946年、東京都生まれ。東京外国語大学フランス語学科卒業。渡辺音楽出版(株)で、アグネス・チャン、沢田研二、山下久美子、大澤誉志幸、吉川晃司などの制作を手がけ、独立。その後、槇原敬之、トライセラトップス、BUMP OF CHICKENなどのプロデュースをし、数多くのヒット曲を生み出す。
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