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ローマ人の物語 (39) キリストの勝利(中) (新潮文庫)

若き副帝ユリアヌスは、前線での活躍で将兵や民衆の心を掴んでゆく。コンスタンティウスは討伐に向かうが突然病に倒れ、紀元361年、ユリアヌスはついに皇帝となる。登位の後は先帝たちの定めたキリスト教会優遇策を全廃。ローマ帝国をかつて支えた精神の再興を目指し、伝統的な多神教を擁護した。この改革は既得権層から強硬な反対に遭うが、ユリアヌスは改革を次々と断行していくのだった――。

著者:塩野 七生
Isbn 10:4101181896
Isbn 13:978-4101181899
によって公開:2010/8/28
出版社 ローマ人の物語 (39) キリストの勝利(中) (新潮文庫):新潮社