市朗妖怪百科とは 実話系怪談を語る怪談師や作家、タレントが増えている。 語り手も聞き手も、怪異だの幽霊だのを本気で信じているのかどうかは解らないが、古来より日本人はこういった怪談を楽しむ遺伝子を持っているらしい。 しかし、そんな中で、狐狸に化かされたり、河童や天狗に遭遇した、巨龍を見たという話があったとしたら、どう思れるだろうか? 幽霊は人が死んで成仏できなかったもの。それは百歩譲って理解したとして、妖怪なんてこの現代社会にいるわけがない。そう思われるだろう。 だが一方で、そんな現代の妖怪遭遇談が、私の元には集まってきている。そんな妖怪譚をまとめ、お聞かせすることにしたい。 同時に、古文献や伝承に現れた妖怪たちと比較、関連付けながら、わが日本に今も棲みつく妖怪たちを紹介しようと試みるものである。 内容紹介 『市朗妖怪百科 第二集 ~狐狸妖怪のキツネの巻 人を化かすメカニズム!』 日本人は古来よりキツネに騙され、化かされたという歴史を持っている。 ところが最近の日本人はキツネに騙されなくなったなどと言われている。 自然破壊、高度成長、科学合理主義、村社会の崩壊……。 要因はいろいろ挙げられる。しかし、怪異蒐集家として言わせていただくと、 現代の日本人もキツネに化かされ続けていると断言できる。 しかし一方でこの現代社会において、ほんとうにキツネが人を化かしたりするものなのだろうか? 寄せられた怪異体験談を分析しながら、そのメカニズムを解いてみようと思う。 「からまる脚」(10分) 「峠の女」(7分) 「山の郵便配達」(9分) 「いぬ」(8分) 「猫石」(7分) 「バスの運転手」(16分) 「お囃子」(5分) 「お地蔵さんのある風景」(6分) 「比叡山 ~キツネが人を騙すメカニズム」(31分) 「神社のキツネ」(4分) 「キツネ越え」(3分) 「キツネ風呂」(6分) 「ハイキングコース」(5分) 「小さな温泉」(5分) 「獣の臭い」(2分)
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