「うまれるまえに、じんせいをきめるのじゃ」 お空の上のはるか遠いところ。 これから人間に生まれようとしている子どもたちが、 神さまとみんなで話し合います。 「なんさいまで、いきたい? 」 「おおきくなったら、なにになりたい? 」 「おかねもちとにんきもの どっちがいい? 」 「ひとからいわれてうれしいことばってなに? 」 ママのお腹へと行く前に、一人ひとり、やりたいことを決めるのです。 そしてママを選ぶときに、ある決心をします。 それは……? 胎内記憶のある子どもたち100人に聞いて描いた作品。 ベストセラー『このママにきーめた! 』続編の絵本。 【あとがきより】 胎内記憶のある子100にんにききました。うまれるまえに、神さまから才能を一つもらうそうです。ところが、周りに合わせようとしすぎると才能が思い出せなくなる。子どもにとって大切なのは、自分がどの才能を選んだか一緒に探してくれる大人です。才能を探す方法が一つだけあります。それは、子どものチカラを信じて自由に育てること。やりなさいって言われなくてもやることが才能です。ママは、家族のアイドルだから、ほめたら自信がついて子どもの才能を伸ばします。ママが好きなことを始めると、子どもも好きなことやっていいんだって思えて、才能が見つけやすくなるそうですよ。
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