1960年代から80年代にかけて、多くの子どもたちが夢中になったウルトラシリーズ。ミニチュアや着ぐるみを駆使して、あたかも実写のように見せる独自の特撮技術を有し、日本のみならず世界の映像業界をリードしてきたはずの円谷プロは、なぜ、乗っ取られてしまったのか。(講談社現代新書)1960年代から80年代にかけて、多くの子どもたちが夢中になったウルトラシリーズ。ミニチュアや着ぐるみを駆使して、あたかも実写のように見せる独自の特撮技術を有し、日本のみならず世界の映像業界をリードしてきたはずの円谷プロから、なぜ、創業者一族は追放されたのか。「特撮の神様」と呼ばれた円谷英二の孫にして、「円谷プロ」6代社長でもある円谷英明氏が、「栄光と迷走の50年」をすべて明かします。----------------------------------------------------------------------われわれ円谷一族の末裔は、祖父が作った円谷プロの経営を全うすることができませんでした。現存する円谷プロとは、役員はおろか、資本(株式)も含め、いっさいの関わりを断たれています。これから、約半世紀にわたる円谷プロの歩み、真実の歴史を明かそうと思います。その中には、今もウルトラマンを愛してくださる皆さんにとって、あまり知りたくないエピソードも含まれているかもしれません。成功と失敗、栄光と迷走を繰り返した末に、会社が他人に渡ってしまった背景には、一族の感情の行き違いや、経営の錯誤がありました。私も含め、どうしようもない未熟さや不器用さがあったことは否めません。 (「はじめに」より)
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