世界各国の財政逼迫、国際強調や知性主義の後退等、資本主義の抱える矛盾と限界に直面して、我々は社会発展において持続可能な開発を目指している。本書はそのためのひとつの試みとして社会発展史においてその史的展開を試みた大作である。◆主な目次一 はじめに二 「アジア的生産様式」について三 古代オリエントの奴隷制社会について四 古代中国について五 古代インドについて六 古代ギリシア─ 王政時代七 古代ギリシア─ アテネ社会を中心として─八 古代ギリシアの没落と古代ローマ社会九 文明の形成と古代王権の役割一〇 古代王権から古代帝国への歩み一一 なぜ中国に武人領主社会が生まれなかったか一ニ 「奴隷制社会」論批判一三 卑弥呼に至る日本古代社会の歩み一四 ヤマト王制の形成一五 倭王権成長の時代一六 族制社会から統一国家への歩み一七 統一国家の形成一八 天皇専制の展開(持統朝から奈良時代末)一九 天皇専制の展開(平安時代)著者の生涯を貫いた価値観
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