「幸せな職場」だけが、変化に対応できる。多数の日本企業が参加した「幸せの計測技術」「組織を幸せに導く技術」の実証実験の成果がここに。『データの見えざる手』著者による、待望の新著![内容より]◎変化への対応阻む「ルール」「PDCA」の罠◎幸せな人が多い企業は1株当たり利益が高い◎「幸せ」をスマホのアプリで計測する方法◎データとAIは未来予測には役立たない◎格差拡大の根源はエントロピー増大則にある◎未知への対応力を育む知恵、東洋古典『易』世界は、以前にも増して移ろいやすく、予測不能になった。企業は「いかに変化に適応するか」という競争にさらされている。したがって、これからの時代の従業員は、未知の変化に対応するため、実験と学習を繰り返しつつ仕事のやり方を変えるという、非常に面倒なことに挑み続ける必要がある。その「面倒なこと」こそが、いまや最も生産性の高い重要な仕事だからだ。これを続けるには、従業員は幸せでなければならない。実際に、幸せな人は「面倒だが重要な仕事」に積極的であり、幸せな人が多い企業は生産性が高く、1株あたり利益も高いことが示されている。今後のマネジメントに重要となるのは、孤立やパワハラなどの「組織の病」を予防するために適切な介入・施策を行い、組織を幸せな状態に保つことだ。そのための技術も整いはじめている。いまや、著者らが開発した技術により、スマホのアプリで人々の幸せが測定可能となった。また、数多くの日本企業が参加する実証実験によって、組織を幸せに導く技術も確立されようとしているのである――。『データの見えざる手』でビジネス界に衝撃を与えた著者が、最新研究をもとに、個人や組織が「予測不能な変化」といかに向き合うべきかを論ずる、瞠目の書。
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