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自動車運動力学:気持ちよいハンドリングのしくみと設計

「気持ちよく曲がる」車両の開発に必要な理論と技術を,操縦安定性の基礎から丁寧に解説しています. 研究者・技術者はもちろん,それを目指す学生も必携の一冊です. 本書は3部構成になっています. ◆第I部◆ 機械的性質としての操縦安定性 力学の基本的な運動方程式から出発して,ドライバの操舵に対する車両の応答,タイヤ性能からの旋回限界,旋回中の減速や外乱に伴う安定性などを説明します. ◆第II部◆ ドライバが感じる車両の動き ドライバが車両やその動きから受け取る力学的情報を,手や目などの部位ごとに詳しくみることで,感性領域における力学を解析 グリップ感などの運転の気持ちよさを,定量的に評価する方法を解説します ◆第III部◆ 性能設計 ヨー適応性やロール姿勢など,諸性能を総合的に評価する方法を説明します. さらに,車両性能の設計方針と,各部品の設定方針を解説.車両全体の設計をどのようにしたらよいかが理解できます. &lt【;目次】序章 本書の構成 第I部 機械的性質としての操縦安定性 第1章 自動車の運動方程式 車両の長さや重さ タイヤの性質 操舵系の性質 サスペンションの性質 切れ角変化を加味したコーナリング係数 運動方程式の導出 第2章 半径一定で旋回するときの性能 定常円旋回 物理変数が決まるしくみ 車体の横滑りの性質 舵角と車速との関係 等価コーナリング係数の設定方針 第3章 動的な操舵応答の基本性能 共振現象 sin波で操舵したときの応答 タイヤの横変形を考慮したときのヨー共振 後輪等価コーナリング係数と前輪等価コーナリング係数との関係 第4章 旋回の限界 タイヤの摩擦係数 定常円旋回の限界性能 sin波で操舵したときの限界性能 転覆のしにくさ 限界性能の設計手順 第5章 旋回中の減速時の安定性 減速による運動方程式の変化 減速による旋回の変化 第6章 外乱に対する安定性 道路横断勾配に対する安定性 轍に対する安定性 第II部 ドライバが感じる車両の動き 第7章 腰で感じる操舵直後の車両の動き 操舵直前の走行条件 操舵直後の車両の動き方 リヤコーナリングフォースを腰で感じるしくみ 第8章 手で感じるハンドルからの力 操舵直後の操舵反トルク 操舵反トルクによる尻振りモードの知覚 操舵反トルクの評価法 第9章 手で感じるハンドルの動き フォースコントロール下の運動方程式 フォースコントロールにおいて安定であるための条件 フォースコントロール下の操舵応答 第10章 目で感じる車体のロール運動 ロール運動の表し方 ロールの固有振動数とそのモード ロール運動がヨー固有振動数に及ぼす影響 ロールに伴うピッチ運動 第11章 スポーツ走行における旋回限界 旋回限界の表し方 車両企画諸元が旋回限界に及ぼす影響 第III部 性能設計 第12章 諸性能の両立・向上技術 車両諸元と諸性能との関係 性能設計方針 各部品の設定方針 開発段階からのまとめ 発展制御下の車両運動のエッセンス A.1 代表的な車両運動制御 A.2 ドライバによる車両の制御 参考文献 索引

著者:酒井 英樹
Isbn 10:4627691114
Isbn 13:978-4627691117
によって公開:2015/12/16
ページ数:224ページ
出版社 自動車運動力学:気持ちよいハンドリングのしくみと設計:森北出版