本書の表題の通り、実演販売では、はじめて会ったお客様に、30分ほどで10万円前後の商材を販売してしまいます。それは、注意喚起、興味喚起、ニーズ喚起、解決欲求の喚起、購買欲求の喚起、こういった感情や欲求の流れづくりを短時間で行い、いわゆる衝動買いをしていただく仕事です。もともとは、平均点以下だった営業販売会社10社を渡り歩いたセールスパーソンだった著者が、実演販売業界に出会い、独自の販売手法を確立することでトップセールスマンになり、その後起業、会社経営を実現します。その大きなきっかけは、即決、衝動買いを目的にした、感情にフォーカスしたセールス手法との出会いでした。『衝動買い』とは、事前の計画なく、まさに衝動に駆られて(欲しくなってしまい)思わず購入してしまう行動です。しかし、この衝動は、もともと潜在的にお客様の中にある希望や欲求がほとんどです。この潜在的な欲求(感情)を喚起させることが衝動買いをしていただくには必要になります。つまり、それは、今その場にある理性的、冷静的、現実的な状態を、本能的、感情的、空想的な状態へと導き、あなたが扱う商品にその希望や未来を投影していただくことになります。では、そのような状態に、その場の雰囲気や、お客様を誘導していくには、どのようなコツがあり、どういったコミュニケーションを取っていくことが求められるのか?本書では、その法則や原則をお伝えしていきます。これは、心理学者やメンタルの専門家が説く、学術的な専門書ではなく、年間3,000人の見込み客と対面での販売活動を行う実演販売士のリアルな実践方法です。長年の試行錯誤をカタチにして、ご紹介する法則や原則で結果を出してきた、いわゆる『トラの巻』です。実演販売という、特殊で不思議な業界で生み出されたトップクラスのノウハウや考え方を、是非、あなたの実践に取り入れていただき、大きく販売力やコミュニケーション力を向上させるきっかけにして下さい!【このような職種におすすめ】対面での接客販売職契約を伴う営業職勧誘を伴うお仕事など【本文の内容】第一章 なぜ人はモノを買うのか?『自分を売る』の向こう側私はだれ?行動の動機とは?第二章 衝動買いを起こす4つの法則①空想イメージで感情移入②感情フォーカスの落差は情緒喚起③誘導と肯定で衝動を喚起④不安と快楽の戦いを勝利へ第三章 セールスコミュニケーション3原則①ポジショニング②対極話法③二極コミュニケーション第四章 スクリプト(台本)の力最後に追記プロフィール
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