インターネットを使って好きなことをしながら生きていくことは可能なのか?すでに先行者たちが圧倒的優位を築いている中で、それでも学問というジャンルでモチベーションを失うことなく発信していけるのだろうか?2020年秋ごろ、筆者が辿り着いた答えは、音声メディアでの発信でした。本書では、音声配信が注目され、音声の時代がやってくるといわれる中、すでに音声配信アプリを使っての活動を始めている筆者が、音声プラットフォームの世界とはどういう世界か、どういう魅力があるのかについてお伝えさせていただきます。収益化のことや、将来的に育っていくであろう音声市場というのはどのようなものかについても、ユーザーとして配信者として、日々、音声アプリやSNSなどで見聞きしてきてわかってきたこと・感じてきたこと・考えてきたことを説明しました。また、その前置きとして、需要の小さな分野で発信していくこと、特に、自身が理想とする発信活動を実現することの難しさを論理的に解説し、発信のモチベーションである学問の大切さや望む未来についても語っています。果たして音声の世界でならば、従来のメディアで発信した場合に予想される困難は緩和されるのか?筆者は音声メディアにどのような可能性を感じ、どのようなやり方でやっていくことにしたのか?需要の少ないニッチなジャンルで発信する人に、ヒントになればと思います。そして、今の時代の流れに乗るということや、音声メディアの可能性というものを、単なる波乗りとしてだけでなくとらえてみてほしいです。本書は、筆者にとって初の電子書籍出版への挑戦となりますが、これから音声の世界に参入していこうと検討中の方や、学問やビジネスに関心のある方に、是非、読んで何かを感じていただければ幸いです。以上、本書へのご案内として、今回の執筆・出版に込めた想いを語らせていただきました。目次はじめに1. 学問を発信することの難しさ2. なぜ学問を発信することが大事か3. 音声配信の特徴と可能性4. スタエフ(stand.fm)での配信の実践おわりに
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