【内容紹介】 白衣の天使なんて想像、看護師さんにしていませんか? 優しい思いやりのある理想の看護師・・・そんな看護師はひょっとするとごく僅かしかいないのかもしれません。 本書は、看護師の現実に直面した著者が、看護師の世界を変えたいと願って作られました。 学生が看護師になるために必ず通る実習活動は、とても憧れだけでやっていける甘い世界ではありません。 また、「また学生が来た」「ただでさえ忙しいのに」「迷惑だわ」そんな考えを持つ看護師も多いのが現実です。 少し考えを変えるだけで、将来看護師になる学生が優秀になれるかもしれないのに。 若い可能性を潰さないために、理想をかなえるために・・・そんな著者の想いが伝わってくる1冊です。 【初めにから一部抜粋】 この本のタイトルをご覧になって、「なんだ、これは?」と思われた方、多いのではないでしょうか 。 看護系の本は、どちらかというと感動系のエピソードだったり、知識的なこと、技術的なことをまとめたものが多いですよね。 でもこの本は、タイトルのとおり、看護系の本の中でもかなり異色の内容になっています。何しろ、「ブッタ斬り」ですからね。 私は、最初からアカン看護師って、そんなに多くないと思っています。 もしかすると、別に看護師になりたくてなったわけじゃない、とか、給料が良いから看護師になったとかいう方も中には一定数いるかもしれませんが、 それでも、やっぱり看護師という職業を選択した方たちなのです。 この本を手に取って読み進める中で、「そうだな、はじめはそんな風に思ってなかったよな」なんて、 ちょっとでも感じていただければ最高にうれしいです。 看護師はみんな疲れています。だから、いろんなことが鬱陶しくなってしまうんですよね。 優しい気持ちが取り戻せたら、もっと看護が楽しくなりますし、教育の面白さにも気づいていただけるのではないでしょうか。 【目次】 はじめに 第一章 私が看護教員になったわけ 1.看護学校進学までの話 2.バラ色のはずだった学生時代は暗黒時代 3.逃避したことが良かった……かも 4.就職してからのびっくり仰天エピソード 第二章 新人教員時代「ここだけの話」 1.教員への道は甘くない 2.大学生時代 3.いよいよ教員の道へ 4.現場の指導者と教員との指導の違いって? 5.教員って、意外と〇〇の仕事が多いんだ! 6.臨地で実習指導をしている指導者の方へ 第三章 学校編 ~看護教育に携わる教員をブッタ斬る!~ 1.「自分で考えて」を乱用する教員 2.学生たちに責任転嫁するな! 3.技術ができないヘボ教員 4.看護の素晴らしさを伝えられない頭でっかち教員 第四章 看護実習編 ~アカン実習指導者をブッタ斬る!~ 1.看護の実習ってこんな感じ 2.「勉強してないなら援助なんかしないで! 」って、どういうこと? 3.学生ができないことを学校のせいにするな! 4.「根拠は?」と詰問する指導者 5.「実習が終わったら誰がするの?」って、あなたですけど…… 6.「この人認知症だから」って、ひどすぎます! 第五章 看護実習編 ~アカン引率教員をブッタ斬る!~ 1.ペコペコバッタの保身教員 2.失敗を許さない教員軍団 3.それってインシデントなんですか? 4.患者さんからのプレゼント 5.学生を売る教員 おわりに
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